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番外編 *小さくなった。2* ページ17

この番外編の時系列は遊郭編の後くらいです、!

本編とは時系列が異なりますご注意下さいませ。





.










「あー超可愛い眼福死ぬ」









「ねーたんは?」









さっきからずっとこの調子である。麗しきお前の姉様は目の前に居るだろうがカナヲの所行って目を鍛えて来いや。









…………と言いたいところですが可愛いので許したげる。(甘い)









「おねーたんはねぇ、おねーたんのともだちだよぉ」









「お前キモ」









「帰れ派手柱」









何処から聞いたのか善逸が小さくなったのかと尋ねてきた宇随さん。まじで煩い、巨体が邪魔。









「あぁ?つーか俺にも抱っこさせろや」









「貴方に可愛い弟抱っこさせるわけないでしょうが」









そい、と横に善逸をずらすと善逸が宇随さんの方に身を乗り出す。









「おにーたん、だあれ?」









ハウッ!!!!!!可愛すぎて瀕死。









「おにーたんはなぁ、こいつの友達だぞぉ」









「アンタも十分キモいしいつから私達友達なのさ」









「そんなん良いだろうがよ、なぁ善逸?」









呼びかけられた善逸がてちてちと宇随さんの方へ行く。姉離れが早くて姉ちゃん死ぬ。無理。









「おぉ、どうしたどうした」









「おにーたん、お目々痛いの?」









善逸がそっと触れたのは先日の戦いで負傷した宇随さんの右目。









「痛かねえよ、でもちょっとだけ、」









皆を両目で見てやれないのが、辛いなぁ









そう善逸を一本しか無い手で撫でながら言う宇随さん。









「俺はね、お耳が良いんだ」









それを聞いて急に自分語りをする善逸。









「でもね、俺ちょっと嫌い」









だけど、ねーたんとお揃いだからちょっと好き!









満面の笑みで言う善逸。胸がキュッと苦しくなる。









「うじゅいさんも、お耳良くなればいいんだよ」









無理なことを言うなぁという風に笑う宇随さん。









「俺は耳はお前みたいに良くはなれねえからお前が俺の分まで見てやれ」









友達も、姉ちゃんもよ。









善逸は、ニッコリとその蜂蜜色の瞳を細めて笑った。









.

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??? - 最高に面白いです!めっちゃ好き!! (2022年11月11日 22時) (レス) @page39 id: 2db77d95e6 (このIDを非表示/違反報告)
R−アル−(プロフ) - お久しぶりです!(鸚鵡返し) (2020年10月12日 0時) (レス) id: dd3cf6d358 (このIDを非表示/違反報告)
菜種梅雨佐矢花(プロフ) - この作品の夢主さんのイラストを描いて良いですか? (2020年7月24日 14時) (レス) id: 495b618e4b (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる。。(プロフ) - さねみんとの絡み(あわよくば落ち)ほしいです!!これからも応援してますー!! (2020年7月21日 23時) (レス) id: 96248fe59a (このIDを非表示/違反報告)
セブンス・エイカン(プロフ) - ふぉぉぉ!無限列車編頑張ってください!! (2020年7月21日 19時) (レス) id: b773bec88c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:深樺 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2020年7月9日 20時

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