42*それは突然の事で ページ43
何にもない休日が素敵すぎて朝ごはんの後に
ゆっくり二度寝を楽しむ。
体の休息は大切だよね、と言い訳をし頭まで布団をかぶったのは朝の８時。
｢…ろ
おい…
A、いい加減起きろ」
布団が突然捲られ、突然のけんじろーボイス。
寒くないけど、気持ち的に寒い。
再び投げつける様に掛けられた布団にくるまり三度寝に…
｢…!?
どうしてけんじろがいるの？｣
｢腹冷やすから寝る時はズボン履け！｣
ぼすんとベッドの端に腰をおろすからその腰に抱きついた。
私服姿の賢二郎は今日も今日とて不機嫌だ。
って言うかほんとになんで居るの？
嬉しいけど。
｢ん〜…パンツ見たから照れ隠しで怒ってる？｣
ワンピースのパジャマは感触的にお腹までまくれている。
いきなり布団を追い剥ぎするから、不測の事態に陥っちゃうんだよ？
｢うるせぇ。
お前がどんくせぇ割に派手な下着だから驚いただけだ。｣
｢なんで鈍臭いって悪口混ぜるかなぁ。
別に派手じゃないよ、今日？
あんまり好きな感じじゃなかった…？｣
賢二郎に会えるとは思っていなかったし、寧ろなんで今いるのかイレギュラーで。
優勝したからお休みかな？と自己完結した。
｢好き、とか好きじゃないとか別に…
イメージでお前は白とか淡い色な気がしただけ。｣
ブラとパンツは黒のヒラヒラとしたもの。
そうか賢二郎は淡い色のほうが好みなのか…
うんうんと頷いていると冷たい視線を向けられる訳で。
｢一緒にランジェリーショップいく？｣
｢行かねぇ。｣
｢ざーんねん。選んでもらおうと思ったのに。
今日は黒で地味だけど両脇ヒモだよ。男の人好きでしょ？｣
紐を解いてしまえば支えるものなんて無く、すぐに脱げてしまうもの。
賢二郎は淡白っぽいからそう言う事に興味が無いのかなぁ…とゆっくりとベッドから抜け出すも、押し倒されるから驚いちゃう。
｢お前舐めてんだろ。｣
跨がれるのと同時にスカートをぎりぎり見えない所までまくり上げられて、片方のヒモがしゅるりと解かれてしまう。
ゆっくりと体が倒れて来るから手を広げて賢二郎の背中に回した。
｢舐めてないよ。
賢二郎とならいつでも勝負出来るようにって思ってるだけ。｣
｢…こう言う事俺以外に言うなよ」
｢言わないよぅ！｣
顔を隠す髪を耳に掛けてあげたことで、いつもより鋭い目が私を射抜くから既にヤバい。
試合中みたいでゾクゾクする…
｢…良いのか？｣
｢賢二郎こそいいの？
…初めてじゃないよ？｣
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モカ(プロフ) - バニラさん» わぁ！嬉しいです！白布君かっこいいですよね！更新頑張ります！ (2020年4月5日 16時) (
レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
バニラ(プロフ) - 白布君がイケメンすぎて、、毎日更新楽しみにしてます！ (2020年4月5日 14時) (レス) id: 077e9ee44f (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - q66さん» コメントありがとうございます！キュンキュンしてもらえて嬉しいです！叫ばせてしまい…相手はツンデレの白布君なのでどうなるか… (2020年3月27日 8時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
q66(プロフ) - いつもキュンキュンしながら見てます！！白布くんとの次の段階に進むのが進まないのかもう、気になりすぎて叫んでます笑 (2020年3月27日 2時) (レス) id: 934092aeb0 (このIDを非表示/違反報告)
モカ(プロフ) - タナさん» コメントありがとうございます！キュンキュンしてもらえて嬉しいです！こんな人…居ると最高なんですけどね… (2020年3月24日 17時) (レス) id: d3f4b94a5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モカ
| 作成日時：2020年3月15日 9時
