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親友の別の顔 ページ12

心での訴えであったがゆえに。
結局。
説明も何もなく、ハヤトはただただ話を進める。


「こっちのサングラスかけてる、イカツい方がリュートくん。」
「どぉも。」
確かにちょっとコワモテだけど、
当人はわざわざサングラスを外して、にっこりとご挨拶。
…意外と目つきが優しい。

「で、こっちの王子様みたいな。さわやかな人がリョータくん。」
「こんにちは。」
なんで一緒に居るんだろう、と思ってしまう位。
正反対な、ほんと、王子様みたいな人が。
これまた綺麗な笑顔でご挨拶。



さすがに無反応、という訳にもいかないし。
もちろん、ハヤトのお知り合いって言うなら。
悪い人でないのはよくわかるから。

訳はわからないけど、きちんとご挨拶。
「えっと、蒲田Aです。」
どうも、と、お辞儀をする。


「ハヤトが世話になってんやって?」
「ちょっ、リュートくん!」
急なじゃれ合いを始められて、ちょっと困る。
あと二人とも平気で声がデカイので…困る。

「え、っと…」
「ああ、ごめんね? ほら、リュートくん。」
間に入って、リョータくんは二人を止めてくれた。

「仲、いいですね。」
「そやなぁ、付き合い長いしなぁ。」
何年やっけ?
リュートくんは指折り数えてるけど、たぶんまじめには数えてないだろうなって思いながら。

「どんなご関係なんですか?」
ふっと言葉はこぼれてた。
それは純粋な疑問である。


「腐れ縁がいろいろあって、今は仕事仲間かもね。」
なんだろう、リョータくん。
踏み入ってはいけない空気を醸し出してた。



ーーーーーーーーーー
どうも作者です。
またまた登場人物が増えたのでお察しだとは思いますが
ざっくりと。

リュート(リュウト)、リョータ(リョウタ)
やはり皆様ご存知おジェネのボーカルコンビ
一応、ハヤトも自立してる設定ですし
また外の人間なため、仕事の仲間としてご登場していただきました。

とはいえ、作者側の見切り発車なため
Aくんとどう絡めていこうかなと。
がんばっております…

知ってるのに"知らない"→←エピローグとプロローグ2



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作者名:シラハマ | 作成日時:2019年4月5日 5時

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