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Amber ページ23

その目は、闇夜の中でキラキラと。
まぶしいくらいに、そして鋭く光っていた。
俺を捉えていた。

もう逃がさないと、
俺の知らない、"名付け親"の顔。

そうだよな、あんな短い付き合いだ。
彼のすべてを知ることが出来た筈もない。
"仕事"をしている時の彼の事なら、なおの事だ。

…結局俺は、何も知らない木偶の坊。


「Why are you gone?」
なんで居なくなったんだ、
「A、なんで?」

顔に合う、綺麗なその声は。
威圧を放って、俺に向けられる。
消えた理由を問われただけなのに、怖いと感じるのはなぜだろう。

「Not know.」
わからない、だけど。
「そうしなくちゃならないと思った、そうしなきゃ、」
何かに攻められたように、何かに迫られたように。

「誰に言われた? 誰かが言ったのかよ。」
そうしなきゃいけないって。
お前の事、追いつめたのかよ?

きっと何かを確証してるバーニーは、俺に問う。



本当は、どこに居たいのか。
俺が誰でありたいのか。
その二つの、琥珀色は問い続ける。

俺に、俺が。
その言葉を口に出来るように、

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亜李須(プロフ) - シラハマ00さん» いえいえ!シラハマ00さんの作品最高です! (2019年8月24日 23時) (レス) id: 99d7320faf (このIDを非表示/違反報告)
シラハマ00(プロフ) - 亜李須さん» コメントありがとうございます。励みになります。 (2019年8月24日 23時) (レス) id: 164cfc7a3c (このIDを非表示/違反報告)
亜李須(プロフ) - 控えめに言ってまぢ最高です! (2019年8月21日 11時) (レス) id: 99d7320faf (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年6月6日 6時) (レス) id: a4d5ee9def (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シラハマ | 作成日時:2018年6月6日 4時

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