あんさんぶるSENSATION* 【あんスタ × アイカツ!シリーズ】 (ページ5)

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第3話夢ノ咲学院ページ5

学院に来て早2週間。
登校は柑奈とすることが多い。

日菜子「ねぇ、そういえば柑奈って何部?」

柑奈「なんか今さらだな…茶道部。で、日菜子は何部にしたの？」

日菜子「弓道部! なんかカッコ良かったから! 」

柑奈「単純というかミーハーというか…。」

日菜子「でも、弓持たせてもらうまで時間かかりそうだよ～。」

柑奈「ふーん。でも演劇部と迷ってたんじゃ?」

日菜子「うん。でも2年生の演劇部の子に止められた。」

柑奈「部員に入部を止められるなんてどんな部活だ…。ところで授業のほうはどう？」

日菜子「それは大丈夫! 去年からアイドルコースに混ぜてもらって授業受けてたから!」

柑奈「じゃあ、早く活動再開しちゃいなよ。割と準備バッチリじゃん。」

日菜子「まぁ、成績にも関わるからね。そこは社長と相談しないと。」

柑奈「ふーん…」

日菜子「ところで、今日プロデュース科に女の子が転校してくるんだって!」

柑奈「ああ、結構噂になってるみたいだね。」

日菜子「プロデュース科第1号にして、2人目の女の子! あ～、どんな子かな!?」

柑奈「日菜子の時も結構噂になってたんだけど、あんまり気付いてなかったな。」

日菜子「だって自分のことってわかりにくいもん。それじゃ、また時間あるときに!」

柑奈「じゃあ、またな。」

校門で柑奈と別れる。

この2週間で少しだけ学院について、わかった気がする。

まず新入生や新ユニットによるお披露目ステージ、ドリフェス「A1」が開催された。私は今回観客としてサイリウムを振っていた。

正直、元プロデューサーとしてはプロデュースしてみたいアイドルだらけだった。やっぱり私は女子でも男子でもアイドルが好きなんだとつくづく思う。

そして学院非公式のドリフェス「B1」。私が遭遇したB1は正直面白そうだったんだけど、生徒会の人達があっという間に弾圧しちゃった。

B1は校則違反らしいんだけど何故なのかよくわからない。でも生徒会は何というか威圧感? があって権力があるのはよくわかった。

そして今日の昼休みは外でB1があったらしいんだけど何か暴力的なドリフェスらしく、見に行かなかった。

そのドリフェスの後例の転校生は気を失ったらしく、その日は会えずじまい。また近いうちに会えるといいな。