学院祭編 第6話 執事喫茶にて ページ48
柑奈が所属部活である茶道部のお茶会へ向かった後。
そら「あ、いた。」
マリア「日菜子! 久しぶり〜。」
数日前に連絡をもらいドリアカのアイドル、風沢そらちゃんと姫里マリアちゃんがやって来た。このあと学院祭を二人と回ることになっている。
日菜子「あ! 来たね、二人とも!」
マリア「今日はよろしくお願いします。」
そら「色々回って見たいね。」
日菜子「まかせて! ちゃんとガイドします!」
そしてまず向かったのは…
日菜子「ここでよかったの?」
そら「すごい行列だから気になっちゃった。」
マリア「うん、きっと素敵なカフェなんだね。」
日菜子「…今から私は二人のボディーガードになります!」
そしてようやく順番が回って来た。
薫「お帰りなさいませ、お嬢様。」
日菜子「羽風先輩、なるべく二人には近づかないでください。」
羽風先輩と二人の間で仁王立ちする私。
薫「日菜子ちゃん、入店早々酷いな〜。後ろの二人は友達?」
日菜子「はい、あとアイドルなので変なマネしないでください。」
周りに聞かれないように少し小声で釘をさす。
薫「なるほどね。でも日菜子ちゃんもアイドルだけど君はいいのかな?」
日菜子「もう! 色んな女の子にそんな態度だからあんずちゃんにも警戒されるんですよ!」
薫「ごめんごめん、怒ってる顔も可愛いけど機嫌直して〜。それじゃ、席に案内するよ。」
日菜子「…。」
…口の減らない人だなぁ。
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作者名:AGEHA | 作成日時:2018年9月24日 12時