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そのあとは、適当に飲んだり食べたりしながら
松「最初に櫻井見た時、“やべぇ可愛いイケメン来た”って思ったよ(笑)」
翔「松本さんに言われたくないっすよ！(笑)」
翔と松本さんが一緒にやってた時の話を聞いたり
翔「こいつ、すげー歌うまいんすよ！踊るし！！
研修の打ち上げでカラオケ行って初めて聞いたとき、本気でビビりましたもん！」
「もう！ホントやめてって！あれ酔っぱらってたの！」
私たちの新人研修の話をしたら松本さんが笑ってくれたり
翔「新しくできるあそこ、カンファレンス室もっと作りたいんですよね…」
松「あぁ、あんだけ大規模なら思い切って増やしてもいいよな。」
翔がオフィス部で進行中のプロジェクトを松本さんに相談してたり
松「今回の目玉の店、まじ美味いんだよ！な、立花！」
「そうそう！女子向けっちゃ女子向けだけど、男性も楽しめますよね！」
私たちの仕事の話をしたり・・・
ホントにいろんな話で盛り上がって、気付けば2時間半も経った頃。
翔「すいません、ちょっと失礼して…」
お手洗いに立った翔。
翔「A、ごめん後ろ。」
あ、そうね、狭いもんね後ろ。
「あ、ごめん」
そう言って椅子を引くと
翔「悪ぃ。」
私の肩にふわっと手を乗せて、
若干体をこっちに傾けながら
すみませーん、って後ろの人に言って狭い通路を通っていく。
相手が翔でも
やっぱり触れられるとドキッとするというか
そこに電気が通ったみたいに意識が集中しちゃう。
コレ、松本さんにやられたらやばいかも…
電流どころじゃないかも。
全神経そっちに向いちゃって気絶しそう。
考えただけで………、うわぁ(照)
松「立花、顔赤いけど酔ってる？」
「え？！いやいや、こんなんじゃ酔いませんよ(笑)」
松「そうだよな〜。強いもんなぁ〜(笑)」
テーブルに肘をついた手で背の低いグラスを持って、
それを口に運びながら、私を見て話す…
その上目遣い。
反則です。センパイ…
キリッとした眉毛が
ニヤニヤした目元と口元に合わせてぐいって上がってて。
ヒィィィ……見てらんない…やっぱり免疫ない…
ごまかすように手元にあった日本酒を一気に飲んだ。
松「いいね、俺も次日本酒いこ。立花もまだいけるっしょ？
すいませーーーん！」
…もう。
翔ッッッ！！！早く帰ってきて！！！
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作者名：ぽろ
| 作成日時：2016年5月11日 20時
