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正直日中1人でこの部屋にいるのは、思った以上に暇すぎて。
裕太の家の掃除をする。
と言っても、基本綺麗な家だから大したことはしてないんだけどね。
冷蔵庫を開けて中身をチェックする。
うーん、今日の夕飯･･･野菜とじゃがいもを買い足せば･･･
肉じゃがとサラダ位は作れそうだな。
もらったお昼代が多かったから、それで夕飯を買おう。
俺の昼飯はパン焼けばいいしな。
昨日裕太と買い物に行く時に通ったスーパーまで、買出しに出かける。
裕太、仕事してるんだもんな。
家のことは少しでも俺がやりたかった。
買い物から帰ってきた俺の昼飯は、朝とそんなに変わらなかったのに。
なんだか美味しく感じなくて。
やっぱり誰かと一緒の方が美味しいって感じるんだろうか。
あまり食が進まなくて、トーストしたパンのみで辞めてしまった。
でも夕飯はきっと裕太と一緒だしな。
そう思うと、料理も楽しくできた。
美味しいって言ってくれるかな？
出来上がったサラダにラップをして、冷蔵庫にしまう。
肉じゃがはしっかり味見をして、お鍋にきちんと蓋をする。
あとは裕太が帰ってくるのを待つだけだ。
あれ？俺･･･料理できるんだ。
そのことに今気がついてちょっと驚く。
ガチャガチャ
「ただいまー！」
「おかえり！裕太！」
鍵の開く音で玄関まで思わず行ってしまう。
「そんなに喜んでもらえると嬉しいな」
だって寂しかったもん。
早く会いたかったんだもん。
しょーがないじゃん。
「ちゃんとお留守番できて偉かったね」
頭を優しく撫でてくれたのが、やっぱり子ども扱いじゃんと思いつつもすっごく嬉しくて。
されるがままになってしまう。
「あれ？なんかいい匂いするけど何？」
「んとね、夕飯作って待ってたの。今温めるから着替えてきていいよ」
急いで温め直してお皿に盛り付ける。
テーブルに並べていると部屋着になった裕太が席につく。
「はい、裕太、お待たせ」
「うわぁ、なんかすごい豪華。このテーブルがこんなに賑わってること最近ないからなぁ」
「たいしたことないよ？時間あったし･･･俺が裕太に出来ることって少ないからさ。少しでも裕太の役に立ちたくて･･･」
「何言ってるの？俺はね、みつがいてくれるだけで嬉しいんだよ。一人暮らしって寂しい時もあるからね」
俺という存在が少しでも裕太にとってプラスになってくれていることが、めちゃくちゃ嬉しかった。
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WHITE(プロフ) - kinokoさん» kinokoさん☆初めまして♪コメントありがとうございます。毎回玉北をあげる時は緊張するのですが、受け入れて頂いているようでホッとしています。そして嬉しいお言葉ありがとうございます♪励みになります。これからもよろしくお願いします。 (2018年1月7日 16時) (
レス) id: 6606f9fb9a (このIDを非表示/違反報告)
kinoko(プロフ) - はじめまして！いつも楽しく読ませて頂いています。藤北信者ですがWHITEさんの書く可愛い玉北が大好きです！玉ちゃんのために一生懸命なみっくん癒されます。2人が幸せだと嬉しいです！これからも作品楽しみにしています！ (2018年1月6日 20時) (レス) id: de0732224c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：WHITE
| 作成日時：2018年1月5日 23時
