【歌い手】シェアハウスには・・・

第１２話 ページ16

葉琉ｓｉｄｅ

熱が下がっていた。
よかった。


今は、一階のリビングにいます。暑苦しいです。

なぜかって？


　 それは――――――――――

まふくんが私に抱き着いているから。

葉「あの、はなれてよ。暑苦しいの。」
ま「エー。」


ガチャ

歌「随分心を開いたね。

でも覚えてる？


問題が解決したら



この家に



一か月は、住めない。」


葉「え。」

ま「知ってるよ。でも、この子なら、信じれると思ったんだ」
歌「そうなんだ。りぶ君は、僕たちの解決を待ってるみたい。

　 僕も君に、期待してるよ。」

私は、初めて知った。
問題が解決したら一か月は、住めないなんて。

ま「これからは、第二ハウスで暮らすよ。第二ハウスのほうが広い。」

そ「へー、第二ハウスで、暮らすの。ま、いいんじゃないの。」

ま「そらるさん！」

そ「まふの自由だからな。別に怒ったりはしない。

　 葉琉さんまふよろしくね。

　 あと、期待してるよ。」


ま「これから準備してきます。」
そ「手伝うよ。」

ま「葉琉は、第二ハウスにもっどてみんなに伝えといて。」
葉「わかった。」

そうして、まふ君は、そらるさんと部屋へ戻っていった。
伊東さんは、少し笑った後リビングを出て行った。

とても不思議だった。なんで笑ったのか。
それは、あとで聞こう。
それとさっき言っていた。「期待してる」とはなんだろう？


私は第二ハウスへ戻っていった。

もう、みんな、帰ってきてた。

り「あ、おかえり」
葉「あの、まふ君が今日からこっちに住むみたいです。」


り「え、じゃあ。心を開いたんだんね。」

え、りぶさんは知っていたの？

り「みんなー。今日からまふ君がここで暮らすみたいだよ。」

浦島坂田船「おー。」
犬猫店長「イエーイ。人数が増える。やったー」

みんな、うれしいみたいです。


――――――キリトリ―――――――


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