「きっと大丈夫。俺らがついてる」

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横尾side

中居さんからいきなり連絡が来た。


中「横尾、こっち」


横「はい」


中「二階堂と上手くいってないんだって？」


横「、、、はい」


中「お前はどう思ってんの？」


横「正直、我が儘だって思いました。聞こえなくなったのは誰のせいでもなくて、そんな事は分かってて。"迷惑をかけたくない。でも耳が聞こえないことを世間には言いたい”そうやって言う二階堂がだんだん我が儘に見えてきて。俺らの為に言いたいって。俺らを使って、アイツはテレビに出ようとしてるんだろって」


中「お前、最低だな。二階堂の気持ちだって考えたらわかんだろ？もし、自分がその立場だったら悲しいだろ？なんでだよ」


横「分かってます。アイツがそんなヤツじゃないって。俺だって、そんな事は言いたくなかったです。でも、誰のせいでもないから。だからこそ、やるせなくて。もう、どうしたらいいか分かんなくて。北山にも当たっちゃって。そんな自分がますます嫌いで。」


そう。
こんな自分がだいっきらいだ。

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