☆２☆ ページ5
その後、僕は救急車に乗って病院へ搬送された。
で、気がついたらベッドの上にいた。
貴「う…うあ…。」
コ「Aちゃん！」
ビ「気がついたんだな。良かった…。お、おまえの事を心配してやったんだから、感謝しろよな。」
貴「心配かけて、ごめんね。僕は大丈夫…。」
シェ「すごくすごく心配したんだからぁ〜！うえ〜ん！」
僕はシェリーを抱き寄せた。
貴「大丈夫。シェリーはいつも心配してくれるよね。他の皆もいつも僕の事を考えてくれてるよね。僕には君達がいなくちゃ生きていけないんだよ。だから、君達を残していなくなったりはしないさ。」
シャッ←カーテンが開いた。
響「あ、Aちゃん、気分はどう？大丈夫？」
貴「いきなり押しかけてすみません。響子さん。僕は親から逃げてきました…。どうか、僕を住まわせていただけますか？」
響「あなた…。」
次「あぁ、もう大丈夫だ。もう心配しなくて良い。ほら。」
響「この紙はね、あなたが私たちの義理の娘である事を認めた証拠なの。今日からあなたは如月Aちゃんなのよ。」
貴「う…うぅ…。あ、ありがとうございます！(泣」
それから僕はしばらく泣いていた。
病院を後にすると、僕は響子さん達と一緒に帰った。
−それから、半年。−
今の僕には、前と違う家族がいる。
僕が注目されても怒らない。
目立っても、叩かない。
モデルや役者にスカウトされたって言っても怒鳴らない。
それよりも、逆に喜んでくれる。
優しい次郎さん、響子さん。
僕は幸せだった。
ある日、僕は響子さんにこう言われた。
響「あのね、Aちゃん。学校に行ってみない？」
貴「え？」
響「まだあのころの記憶は残っているかもしれないけど、外の世界に触れてほしいのよ。私たちだけじゃなくて、ほかの人とも触れ合ってほしいの。」
貴「それが、響子さん達のお願いだというなら、僕は学校に行くよ。僕が外の世界の事を何も知らないのは事実だしね。」
響「そう、ありがとう。上手くやっていけるわよ、Aちゃんなら。」
貴「ありがとう、響子さん。僕は上手くやってみせるよ。でも、生徒会みたいな組織には入らないよ。僕はいろいろ仕事があるから、そういうのに参加してると時間がないからね。」
響「あまり、頑張らなくてもいいのよ。時間がない時やつらい時、学校を休んでも良いわ。でも、無理だけはしないで頂戴。」
貴「大丈夫。無理だけはしないよ。」
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ミライロ(プロフ) - キャラなりじゃないんですか？楽しませて貰ってます (2018年6月24日 5時) (
レス) id: 9879aa8114 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - みずさん» はい！また会いましたね♪結構会うものですねw (2015年6月23日 2時) (レス) id: a0ba0c3782 (このIDを非表示/違反報告)
みず - また会いました！ (2015年6月22日 16時) (レス) id: ca4e8dbbdf (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - ムーミンさん» 紫音)イクトはこの後…読破したら、満足頂けるかと思います♪ほら、何か無いの？ イクト)んぁ…、そーだなぁ…。食べて欲しいってんなら、聞いてやらなくも無いぜ？どうだ…？((艶笑 紫音)え…、台詞違う…！ (2015年4月21日 0時) (レス) id: a0ba0c3782 (このIDを非表示/違反報告)
ムーミン - ILOVEイクト！ (2015年4月20日 21時) (レス) id: 1feb6ddf9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫音
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/
作成日時：2012年9月13日 20時
