One Love (ページ5)

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平野紫耀くん。

正直めちゃめちゃかっこいい。

ここまで人をかっこいいと思ったことなんてなかったから自分でもびっくりしている。

新しい友達がいる授業はあっという間で昼休みになった。

チャイムが鳴った瞬間前の席の美来が振り返ってきた。

美来「ねぇ！A、平野くんみたいな子がタイプだったの？？」

『ち、ちがうよ！！ただかっこいいなって』

大吾「どしたんー？？それよりお昼食べようや！！あ、よかったら平野くんも一緒にどうー？？」

紫耀「え！いいん！！ありがとー！」

『4人だとさらに楽しくなりそうやね！！』

「「いただきます！！」」

美来「なんで平野くんは愛知に住んでたのに関西弁なんー？？」

紫耀「あぁ…俺、お父さんが関西人やってん…」

大吾「やった…？ってなんで過去形？？」

紫耀「それは…」

悲しそうな顔で俯く紫耀くん。

『あ、そ、それよりさ！！ご飯早く食べちゃって学校探索でもしようよ！！』

聞いちゃいけない気がして話をそらした。

美来「そやね！」