-課題- ページ15
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「それで。なんでまたボロ雑巾みたいになってんだ。」
「い"……ッ！！、」
額の傷、腹の傷、腕の傷。
全部に影千夜は消毒液を染み込ませガーゼを当て包帯を新しく巻き直しながら影千夜は話を催促する。
「……〜ッ！、初日に、…異形のォ！い"ッ！、……異形の鬼が居…い"たたたあ"ッ！！」
「異形の鬼ィ？なんでまた。あそこには人を2.3人しか食ってねぇ鬼しかいねぇはずだろ。」
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思わず手に力が入った影千夜。
「すまん。傷は暫く安静にしてれば塞がるだろう。痕にはなりそうだが……」
「すまん、て…！！！それで、……」
Aは最終選抜の7日間の出来事を順を追って話す。
異形の鬼に出会った事。
炭治郎という狐の面をつけた男の子と共に倒したこと。
水の呼吸、雨で自我を失っていたこと。
善良な鬼がこの世に存在するいうこと。
異国の人のような綺麗な金色の髪の毛の少年、善逸に出会ったこと。
鴉のこと。
最終日に少年と揉めたこと。
炭治郎と善逸。2人と友達になったこと。
Aにとっての初めての友達。
「……そうか。この7日間。坊主は見違える程に成長した。だが、坊主の話を聞いている限り、負傷は有ったと言え課題はある。分かるか？」
「俺自身が一番気付いてます。まずその一、過去の克服。雨や水で自我を失うのを治す事。」
「正解。」
「その二、きちんと呼吸を使いこなすこと。...まだまだ修行不足の身。鬼殺隊員として恥のないようにもっと修業します。」
ぎゅう、と己の拳を握りしめるAの頭に、ぽすん、と温かい大きな手が降ってくる。
「向上心があるのは良いことだ。これからも技の精度をどんどん上げていけ。……だが、」
とぅ！などとほざきながら影千夜さんはパァン！と俺の腹を遠慮なく叩きやがる。
貴様…！
また……！！
「〜〜〜…ッ、！何をするんですか、影千夜さん…！治るものも治らないですよぉ！」
「そう。治るものも治らない。身体を動かす修業は傷が塞がるまで禁ずる。絶対安静だ。刀が届くまでに治せ。」
「、っでも！」
「 い い な 。」
「わ、分かりました。」
「破ったら、洞窟の底に突き落としてやるからな。」
「ﾋｨｲｲ…」
それから絶対安静を言い渡されたその日。
影千夜さんは医者を呼んでくれて薬を処方してくれた。
今はただ寝転がって天井を眺めてるだけ。
2人とも元気かなぁ。
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あ - パースワード教えていただければ嬉しいです (2月29日 19時) (
レス) @page32 id: 9e43a05317 (このIDを非表示/違反報告)
こはく(プロフ) - ずっと前から見ていた作品でアカウント変えてからやっと見つけました。パスワードを教えていただけたら嬉しいです (2月8日 8時) (レス) id: 094a65f89f (このIDを非表示/違反報告)
あい - 一気に見さて頂きました。おもしろかったので続きが読みたいのでパスワードを教えていただけたら嬉しいです。 (1月25日 19時) (レス) @page29 id: b97ed817a2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴえんはけつの穴 - かきなおし途中でもいいので読みたいです…この続き全部パスワード管理で寂しいです…気長に待ってます！ (10月30日 17時) (レス) @page31 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
きょむ - 前に無限列車編の途中まで読ませてもらってた者です！ほんと大好きな作品です🌼めちゃめちゃ面白かったのでまたもう1回読みたい…🥺急かすつもりは無いのでいつか読めたらいいな〜ぐらいの気持ちで待ってます！のん。さん応援してます！ (9月13日 12時) (レス) id: b566dd52f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん。 | 作成日時：2019年9月22日 8時
