愛してる？じゃあ一緒に溺れましょう【神威】 (ページ7)

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溺れて５ページ7

神威くんは私が来た時にはもう川辺に来ていた

穏やかな風が吹いて揺れる神威くんの髪の毛は男子だとは思わせないくらい綺麗だった

『お待たせ』

「あ、待ってたヨ」

さてと

どうしよう

ここは幸いにも人が通らないし、騒いだって何の心配もない

けど

実際神威くんと私の体格差と力の差は凄い

水に落ちてしまえば衣類もあるから沈みやすくなって好都合なんだけど

ふつふつと湧き上がる好奇心

何とか自分から落ちてくれないかな

『ねぇ神威くん』

「なに？」

『暑いし少し水浴びしない？』

神威くんは相変わらずの笑顔でいいよと答えた

「それじゃ学ランも脱がなくちゃね」

『駄目だよ、学ランは着てて。』

『後で乾かせばいいじゃない』

「…まぁいいケド」

少々強引かな

でも

どうしても

私は

神威くんを水の中で見てみたいの