今日:1 hit、昨日:4 hit、合計:22,984 hit
小|中|大
記憶の欠片が24つ ページ27
「ただいま、戻りましたァ!!」
「……冷蔵庫に入れておいて」
「はいっ!」
「入れ終わったら、道場に」
「はいっ!」
私は一人、道場で待つ
「Aさ……ん……
遅れてすみませ……ん」
「!?
……どうしたの」
傷だからけの新人
「足を滑らしちゃいまして……」
「……こっち来て」
「え!?あの……」
私の部屋に連れていき、手当てをした
「いっ……」
「我慢して」
「すみません……」
……これは…転けた傷じゃない
切り傷……
刀や短刀でスパッと殺った傷
……はぁ……
「(T_T)」
「……なに泣いてるのよ」
「Aさんに……お手数を……」
「……別に
申し訳ないと思ってるんなら、さっさと強くなって
あなたの、面倒は見ない」
「は……い……」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
11人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:神無 | 作成日時:2016年3月17日 17時