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そのあと、散々喧嘩をしてったキヨは
回復したわたしを見て、自分のアパートに
帰っていった。
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途端、元気が良くなったはすおは
スリスリとわたしに擦り寄ってきた。
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髪を撫でてやると、くふくふと
嬉しそうに笑い、身をよじる。
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なんとも、柔らかな時間だ。
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「Aさん、Aさん、」
「んー?」
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それだけで、終わる会話。
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彼は応答にやけに喜び、またもたれかかる。
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「なんか、俺だけが独占してるみたいで
…すごい、うれしい」
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ぎゅ、と手を握られ、そう呟く彼の目は
細く弧を描き、とても嬉しそうだった、
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そこに、一本の電話が入った。
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向こうにあるスマホを取ろうと
立ち上がろうとすると、彼はわたしの
腕を握った。歩けない。
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「はすおくん、?どうした…の、…っ!?」
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はすおくんは、急に表情を変えて
わたしの腕を取り、無理やり胸に寄せた。
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「っえぇ!?ちょ、は、はすお、…」
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重力により下に揺れるはすおくんの髪は
ふわふわと、わたしの鼻をくすぐる。
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それくらい、近かった。
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私事ですが、このサイトの私と同じく
実況者の小説を書いている、それはもう
(((とてつもなく)))有名な主さん方の小説を
個人的にお気に入りなどして、いつも楽しく
読んでいるのです。が、
その主さん方から、この小説をお気に入り登録
されることが、最近ちまちまありました。
何がいいたいかと言うと、あの、
本当にいつも見てます。楽しみです。
ほんとに、素敵です。いつも待ってます。
大好きです。(ただのファン)
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とれもろ
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とれもろ(プロフ) - 渚さん» こんばんは!勿体無いお言葉です(´Д⊂ありがとうございます!個人的な癖で、ラストがどうも上手く締まらない事を気にしていたので、そう言っていただけで少し自身がつきました。まだまだたくさん勉強して、少しでも楽しんで頂けるような作品が書けるよう頑張りますね! (2015年8月4日 0時) (レス) id: a84cfe6840 (このIDを非表示/違反報告)
とれもろ(プロフ) - 魂魄たこやんさん» こんばんは!はい!ぜひぜひ!お待ちしております('∀`) (2015年8月4日 0時) (レス) id: a84cfe6840 (このIDを非表示/違反報告)
渚(プロフ) - とっても面白かったです!最後は鳥肌がたちました。素敵なENDだったと思います! (2015年7月30日 9時) (レス) id: 5023013845 (このIDを非表示/違反報告)
魂魄たこやん(プロフ) - とれもろさん» 分かりました!見てみます( *・ω・)ノ (2015年7月10日 15時) (レス) id: a87c4171ea (このIDを非表示/違反報告)
とれもろ(プロフ) - 魂魄たこやんさん» お返事遅れてしまってすみません!わぁ!ありがとうございます〜(º∀º)最後はいろいろと考えた末の結末だったので、そういったお声が聞けて嬉しいです!ぜひよければ更新中の小説もいらしてくださいね、待ってます(’∀’*) (2015年7月9日 23時) (レス) id: a84cfe6840 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:とれもろ | 作成日時:2015年5月5日 9時