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story26 ページ27

教室の扉をゆっくりと開いた。

勢いをつけることもなく、静かに。

静かに開いたはずなのに、それよりもさらに静かな教室によってその音は大きく聞こえた。

誰と会話するわけでもない。

体いっぱいに感じる視線を全て受け止めて、私は一つだけ空いていた席に腰掛けた。

窓際の1番後ろ。
きっと誰もが私が来るはずがないと思い、この席にしたのだろう。

昨日までは来るつもりなど皆無だったけれど。



「さ、さぁ授業を続けるぞ」


私が着席してから約10秒後、やっと我に返った国語教師がポンっと手を叩いた。

それと同時に次々と逸らされる視線。

安堵しながら、私も黒板を見た。




……はぁ。

私はまた黒板から視線を外した。

既に勉強した内容だったのだ。


けれど、逃げ出すわけにはいかない。

そう思って立ち去りたい気持ちをぐっと抑えた。




そういえば、跡部も向日岳人も宍戸亮も私より1つ年上なのに、無意識にタメ語で話していた。

年上に敬語を使わなかった事なんて一度もなかったのに。

どうしてなのだろう。


まぁ、考えても答えなんかでないか。




ちらちらと感じる視線。

私が目を合わせるとそそくさと前を向く。

そんなことが何度も繰り返され、だんだん嫌気がさしてくる。



そんなことを考えていると、チャイムが鳴り、授業の終わりを報せた。





.

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SHINO(プロフ) - 菫-sumire-さん» ありがとうございます。こんな私に憧れる要素があるか、わかりませんが、ありがたいです。本当に未熟で、読みにくい部分もあるかと思いますが、皆様に納得していただけるように頑張りたいと思います。とても温かいコメントをありがとうございました。 (2016年2月7日 13時) (レス) id: e7993006ee (このIDを非表示/違反報告)
SHINO(プロフ) - 梅田さん» ありがとうございます。キャラの特徴や性格は私なりに研究していたつもりです。なのでそう言っていただけると本当に嬉しいです。氷帝にとって跡部さんは絶対的な存在だと思うのでそれを表現できていてよかったです。素敵なコメントをありがとうございました。 (2016年2月7日 13時) (レス) id: e7993006ee (このIDを非表示/違反報告)
菫-sumire-(プロフ) - SHINOさんの小説、影から読ませていただいておりました。憧れるところなんて正直言い切れません.....他のどの作品も楽しみにしています。 (2016年2月7日 12時) (レス) id: dbfe85220f (このIDを非表示/違反報告)
梅田(プロフ) - それぞれのキャラの特徴を良く捉えた上での跡部至上主義な発言がとても好きです。とりあえずの完結、おめでとうございます。続編も楽しみにしてます。SHINOさんの作品ですから、SHINOさんのペースで進めてください。一ファンとして影ながら応援しております。 (2016年2月7日 11時) (レス) id: 78d0f2e1a4 (このIDを非表示/違反報告)
SHINO(プロフ) - ゆっきーさん» 返事がおくれてすみません!続きを楽しみにしていただけるのは、作者として本当に嬉しいです。ワクワクドキドキしていただける展開にしていきますので、よろしくお願いします。素敵なコメントをありがとうございました。がんばります! (2016年1月25日 22時) (レス) id: e7993006ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SHINO | 作成日時:2014年7月26日 13時

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