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五十九話 ページ25

『"その男は、夜曇といいます。白髪の赤眼で、いつも紫のマフラーを首に巻いています。服装は、大抵白衣です。人間で、鬼ではありません。しかし、鬼舞辻側の味方をしているようです"』


宇「…あー、やっぱりそいつか」


し「知っているんですか?宇髄さん」


宇「数年前に、俺とAで任務に行った時にAが戦った奴だ。確か…Aの知り合いだったよな?」


『"あぁ。不本意なことにな"』



奴と知り合いだなんて人生最大の汚点だ。顔も見たくない…いや、殺す為には顔を見なきゃな。やっぱり今すぐにでも顔見たいわ。



伊「そいつとの関係は?」


『……"私が育てられた施設に奴が来て、ある日その施設の奴等と結託して街に攻撃を仕掛けてきて……私ともう三人の仲間で戦った。その戦争の生き残りが私と彼奴、というわけだ"』



……まずいな、途中から字が乱れてきた。



御「…辛いことを話させてしまったかな。すまない」


『"いいえ。私情を持ち込む様な愚かなことはしません。構いませんよ"』


御「…今Aが言った夜曇という者が、鬼が活発化している原因の一つと私は考えている。今の状況、いつ十二鬼月が現れるか分からない。皆、気を付けておくれ」


柱「御意!」



……結局最後まであの気配の奴出てこなかったな…


というかこの気配、何処かで…



御「…さて。話は変わるけれど、今日は皆に、紹介したい者がいる。入っておいで」



御館様にそう言われ、襖が静かに開く。そこに居たのは…



『……ぁ"?』


御「自己紹介を頼むよ」


佐「皆さん、初めまして。私は見廻…ゴホンッ、代々御館様の護衛役を務めている佐々木一族の長男、佐々木異三郎といいます。以後、お見知り置きを」



な、なん…何で此奴が…


何て考えていると、佐々木は、









……私に銃を向けてきた。

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小石(プロフ) - 未羽さん» ちょっと面白かったw将軍様来るとなぁ…どういう立ち位置かとか悩んでしまう…(汗) (2020年5月15日 19時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
未羽(プロフ) - 小石さん» 将軍かよォォォォォォォオ((失礼。タノシマニシテマスー (2020年5月15日 19時) (レス) id: c79f5e12a9 (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - 未羽さん» どうしようかな…それちょっと考えてるんですよねぇ。でも、そうすると将軍様とかも出てくることになるから…悩みどころです。もうアンケート取ろうかな?w (2020年5月15日 18時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)
未羽(プロフ) - 死んだ人が来る設定なら、伊東鴨太郎は来るんですか?wwwww (2020年5月15日 18時) (レス) id: c79f5e12a9 (このIDを非表示/違反報告)
小石(プロフ) - 光華さん» コメントありがとうございます!予想してた人結構いそうです(苦笑)休校中更新頑張ります!! (2020年4月26日 17時) (レス) id: cd112bea33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:小石 | 作成日時:2020年1月9日 20時

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