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コンコンコン
とノックをすると二階堂さんがドアを開けてくれた
「お疲れさまです！」
『ん。
お疲れーっす。』
お風呂上がりで髪がサラストの状態で迎えてくれた
後ろを付いて中に入る
「あの…珍しいですね？」
『え？』
「なんかこの時間に連絡いただくのって珍しいなーって思って。」
『あー…
うん。
明日、LIVEの後V撮りがあって会えないからと思って。』
明日会えないから今日って言うのがすごく嬉しくて
胸がキュンとなった
あぁ、私やっぱ単純
「V撮りって撮影ですか？」
『そ。
ミヤと北海道名物食べながら話すのを撮るっていうね。笑
簡単に言えばCDの特典映像ね。
分かる？』
「特典映像？」
私にはよく分からなくて聞き返した
『うん。
CD買ってくれたらシリアルナンバーが付いてくるんだけどそれで見れる特別な映像って言ったら分かるかな？』
「へーー。
そう言うのがあるんですね。」
『ファンはLIVEとかそう言うのの裏側とか見れると嬉しいみたい。笑』
私はその裏側を見ちゃってるんだ…
って改めて思った
「じゃ、明日は宮田さんと楽しく飲み会って感じですか？」
『うん。
だから今日Aさんと一緒に寝よっかなって思って。』
「ふふ。
うん。」
二階堂さんは先にベッドに入ると
『おいでよ。』
って私を呼んだ
だから持ってきてた小さなバッグをソファの前のテーブルに置いて
私も布団へとすべりこんだ
二階堂さんは左手で抱きしめるようにグッと私を引き寄せた
目の前には二階堂さんの胸
あ。
二階堂さんの匂いがする
思わずちょっと大きめに息を吸って自分の変態加減にヤバいなと思った
「おやすみなさい。」
明日はLIVEだし、
そのためにも二階堂さんにはもう寝てもらった方がいい
私はもう抱き枕に徹しようと思った
『あのさ………。』
「ん？」
『キス……していい？』
その言葉に驚いて
顔を見上げると
困ったような…泣き出しそうな顔をした二階堂さんが
私を見下ろしていた
「いいです……よ？」
って答えに被せるように二階堂さんが優しく私の唇にキスをした
チュッと言うリップ音と共に離れたけど
左手で私の頬を優しく包んで
そのまま親指が頬を撫でるように動いた
そしてまた私の唇と二階堂さんの唇が重なった
今度はさっきよりちょっと深い
思わず二階堂さんの洋服をギュッと掴むと
ゆっくりと唇が離れた
『ごめん。
今日はもうやめとく。
おやすみ。』
って頭をポンっとされた
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桃マスカット(プロフ) - yuzu_さん» コメントありがとうございます！すっごく励みになって嬉しいです😆 (5月19日 6時) (
レス) id: fece4bf8d8 (このIDを非表示/違反報告)
桃マスカット(プロフ) - nanacoさん» nanacoちゃん😍nanacoちゃんにそう言ってもらえると嬉しい！❤️キス マイの絆的なの大好物だから🤗ニカ玉とのラブラブ書いてて楽しかったー💛💚 (5月19日 6時) (レス) id: fece4bf8d8 (このIDを非表示/違反報告)
yuzu_(プロフ) - 素敵なお話ありがとうございました…！ (5月19日 0時) (レス) @page50 id: 432ace2b7e (このIDを非表示/違反報告)
nanaco(プロフ) - 完結おめでとうございます🥹💚面白かった~✨️ニカちゃんターンも玉ちゃんターンもどっちもキュンキュンしたし、ライバルだけどお互いに仲間として大切に想ってるニカ玉の絆も素敵だった…🥲また読み返します😍 (5月18日 22時) (レス) id: 8d850e86a4 (このIDを非表示/違反報告)
桃マスカット(プロフ) - merさん» ありがとうございます😚💚 (2023年4月27日 22時) (レス) id: 21ddaf22cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桃マスカット | 作成日時：2023年3月23日 21時
