* ページ3
私が一瞬躊躇った隙に
一緒にロケを回っていた女芸人さんの桃田さんが
サッと藤ヶ谷さんの隣に座った
『お疲れさまですー!』
『あぁ、お疲れさまです。』
そう言ってニッコリと微笑んだ藤ヶ谷さん
『あの……
実は私、キス担なんです!
きゃー!!
恥ずかしい。』
『え?!
そうなんですか?
ありがとうございます。』
『LIVEもミューコロから参戦してるんです。』
『うわー。
嬉しいな。
ありがとうございます。』
藤ヶ谷さんは桃田さんの話をニコニコと楽しそうに聞いている
……出遅れちゃった
さすがにキス マイさんのファンですっていう人とお話ししているのに邪魔するわけにはいかず
私は反対側の隅に座ることにした
4人がけのテーブルの隅に私は座った
お腹も空いてるし食べよ
「……いただきます。」
小声でそう言って手を合わせて
蓋を開けた
わ。美味しそう
蓋に貼られたマスキングテープに
“蒸し鶏と生野菜のサンド”
って書いてあったけどその他にもゆで卵も入っていて
ボリューム満点のサンドイッチだった
『Aさん、ここいいですか?』
そう声をかけられたのでパッと顔を上げると
桃田さんの相方さんの吉田さんがさっきまでの私と同じようにコーヒーとボックスを両手に持って立っていた
「あ、どうぞ!どうぞ!」
そう言うと吉田さんは
『よかった!』ってニカッて笑って私の隣に座った
てっきり向かいに座ると思ったのに隣だったからびっくりした
『いつもドラマ見てます。
今回ご一緒できて嬉しいなぁ。』
「ありがとうございます。
慣れてないのでいろいろ助けていただいてありがとうございます。」
『いやいや、女優さんはいらっしゃるだけで華ですからね!』
吉田さんは1人でいる私に気を遣ってくださったのか
ずっと話してくれた
さすがに芸人さんでとても話し上手で昼休憩中も私は楽しく過ごすことができた
74人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
桃マスカット(プロフ) - MOEさん» がんばります(๑•̀ㅂ•́)و✧ (3月9日 8時) (レス) id: 21ddaf22cf (このIDを非表示/違反報告)
MOE(プロフ) - 楽しみに待たせてくださいね!! (3月8日 21時) (レス) id: 2aac566798 (このIDを非表示/違反報告)
桃マスカット(プロフ) - MOEさん» コメントありがとうございます(o^^o)私もまたいろいろ書けたらなーって思ってます。なかなか更新が遅くて申し訳ないですm(._.)m (3月8日 21時) (レス) id: 21ddaf22cf (このIDを非表示/違反報告)
MOE(プロフ) - 是非、また、藤ヶ谷さんのお話をお願いします!! (3月8日 20時) (レス) @page5 id: 2aac566798 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桃マスカット | 作成日時:2024年3月8日 15時