#No! No!

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その日からライブのリハ、打ち合わせには参加させてもらうことになった



次の日も朝から打ち合わせ


今回はメンバー全員が揃うそうだ


MACOTOさんに言われた通り集合時間よりかなり早めにと思って30分前には到着した


「おはようございます。」

誰もいないだろうと思って開けたスタジオの扉



………が、そこにはすでに玉森さんと横尾さんがいた


『おはようございます！』

『早いですね。』

玉森さんにそう言われ……


「みなさんの方が早いですね。」


思わずそう答えた


『あー。
　メンバーみんな集合時間早いんですよ。
　それで逆に怒られちゃうんです。』

玉森さんは困ったように笑った


『横尾さん、ヘアメイクのMACOTOさんのアシスタントのAさん。
　今日からLIVEスタッフとして入ってくれるんだって。』


そう言って横尾さんにも私を紹介してくれた



「あ、Aと申します。
　よろしくお願いします。」


『こちらこそよろしくお願いします。』



『Aさんって………カットとかできます？』


横尾さんに唐突にそう聞かれた



「あ、はい。
　前職は美容師ですので一応カットもできますよ。」


『あ。よかった。
　僕、LIVE初日にカットしてもらいたいんですけどお願いできますか？』


「え？！
　当日ですか？」


『はい。
　だからちょっと早めに会場入りしてお願いしたいです。』


突然の申し出にかなり驚いたが
玉森さんは何事もない感じで横で聞いていたのできっとこれはいつものことなんだろう


「分かりました。」


『ありがとうございます。
　よろしくお願いします。』



そんな話をしている間に他のメンバーも集まってきていた



『わた、またメイクさんに髪切ってもらうのかよ。』


『や、その方が出向かなくていいし楽じゃん。』


『ちゃんとお礼しろよ？笑』


藤ヶ谷さんと横尾さんはそんな話をしながらストレッチを始めた

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