君を見てる ２

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「『ただいまー！！』」


大量の荷物をかかえて別荘まで戻る。



『おかえりなさーい。』
出迎えてくれた玉森くん。


「あれ？
　他のメンバーは？」


『我慢できなくなってもうプール入ってるよ。笑』



『マジか！早っ！』


「早く片付けて私たちも入ろう！」


『そうだな！』


玉森くんも荷物を運ぶのを手伝ってくれる。


『ん？これ何？』


ケーキを指差す玉森くん


「あ！しーーーーー！
　これは今日、二階堂くんがお誕生日だからサプライズのケーキなの。」


『あ。そうなんだ。
　じゃ、内緒ですね。』


「うん、お願いね！」



コソッとケーキを運び、
二階堂くんが開けないであろう冷蔵庫の野菜室にケーキを隠す。
お酒も冷蔵庫につめてあとは冷えるのを待つだけ！



さ、私もプール行かなきゃ！！


部屋で水着に着替える。
このために買ったこの水着。


買ってから背中のお手入れは欠かしませんでしたよ。
3kgだけダイエットも成功したし。

一応、プールまではパーカー羽織っておこう。





さ、行くぞー！



ガチャッ



ドアを開けるタイミングで隣の部屋のドアも開く



『あ。A、
　準備できた？』


藤ヶ谷くんも着替え終わったみたい。



「うん。暑いからプール気持ち良さそうだね！」



下まで降りていくともうみんなプールではしゃいでる。



『A先輩、待ちきれなくて先入っちゃいました！』


「ふふ。
　いいよー！
　気持ちいい？」


『めっちゃ気持ちいいっすよ！』


はしゃいでる二階堂くんと千賀くんの横で浮き輪でプカプカ浮いてる花央里ちゃん。


予想通りのかわいい水着。
水色の花柄の三角ビキニ。



細い…




はぁ
体重減ったとは言え…ですよ。

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