君を見てる ２

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予定よりちょっとだけ時間がかかって12時半に到着。


管理人さんが待っててくださった。



『すみません！遅くなりました。』


『いえいえ、大丈夫ですよ。』


優しそうな初老のご夫婦


『こちらが別荘の鍵です。
　山の中にある別荘のだから少々騒がしくなっても大丈夫ですからね。
　夕飯のBBQは提携してるお肉屋さんが運んできてくれますからね。
　18時くらいでいいですか？』


『大丈夫です！
　何から何まですみません。
　2日間よろしくお願いします。』


『いいえ。
　何かお困りのことがあればこちらまでお電話くださいね。』


『はい！』


クーラーもつけてくださってて中はとっても涼しい。


そして


キレイ！！！！



庭付きプール付きの大豪邸！


『A先輩ー！
　プール付きとかほんとヤバイですよね♡』

花央里ちゃんもすごくテンション上がってる。


『寝室はツインが2つと和室が1つあるから、
　和室は布団な。
　部屋割りは女子は2人と男は俺と玉森、二階堂と千賀でいいかな？』


「じゃぁ、ジャンケンで決めよ！」


ジャーンケン！！！


…結果


和室は二階堂くんと千賀くんになった。

『まぁ、そうなるよなー。』
と言う二階堂くん。


『まぁまぁ、和室はリビングのすぐ横だし1階だからすぐ寝れんじゃん。』


『え？じゃぁ玉森さんこっちで寝ます？』


『いや、俺は2階で寝る。』


そんなやりとりを繰り広げる2人。笑


とりあえず部屋に荷物を運んで
私と藤ヶ谷くんは買い出しに出かけることにした。

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