This CRAZY loVe 3 (ページ1)

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仕事中だったのでみんなでジュースで乾杯

途中何人かお客さんが来たが
「Aちゃんはいいから。」
とみんなが代わる代わる対応に行ってくれた

チリーンとまた受付のベルがなり伊藤さんが席を立った

が、すぐに戻ってきて
『Aちゃん、お客さん。』
そう呼ばれた

「はーい。」

受付に向かうとそこにいたのは中野さんだった

「中野さん！」

『Aさーん！
　今日、最後なんでしょ？』

「そうなんですー！
　中野さんにもいろいろお世話になりました。」

頭を下げて挨拶をした

『僕は何もしてないよー。
　ほんとはね、今日も野菜持ってこようかと思ったんだけど……
　引っ越しするのに野菜なんかもらったら邪魔でしょ！って奥さんに怒られちゃって……笑
　だからこれ。』

そう言ってかわいいお花を差し出された

「えー！
　中野さん………
　泣いちゃうからやめてー。。。」

目頭が熱くなってくるのを感じる

『Aさんいなくなるなんて寂しいよ。』

「ふふ。
　私も寂しいです。」

『Aさーん。』

そう言って中野さんが腕を広げ私にハグしようとした瞬間

『はい、ストーップ。』

間に北山くんが入った

いつもの流れすぎてちょっと笑う

『中野さん、ちょっとみんなの写真撮ってよ。』

『え？
　僕が撮るの？』

『そうそう。
　あとでAちゃんとの2shot撮ったげるから！』

北山くんがそう言うと即答で中野さんはOKしてくれた

中野さんにもらったお花を持って並んで記念撮影

『はい、みんな笑ってー！』

パシャッ

撮った写真を見ると真ん中に私、
隣に伊藤さんと北山くん
その後ろでふざける二階堂くんと千賀くん
左側にふにゃっと笑った玉森くんと宮田くん
そして反対側の控えめな位置に横尾くんと藤ヶ谷くんがいた

楽しい昼休みの時間なんて一瞬で終わってしまった