This CRAZY loVe 2

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私の声が大きかったせいでみんなの視線が注がれた


『どう？』


「ど、どうって……」



なんとも言えず口籠ってしまう



『Aちゃん何だったの？』


私の反応に疑問を持った北山くんがそう声をかけてきた



「いや………」


私だって全貌は見えてないけど……

どう見ても下着らしきレースが見えた


けどここじゃ広げられないんだけど！




『何？何だったの？』


私が答えないせいもあり気になって二階堂くんが前のめりになってきた



『広げても大丈夫よ。
　そこまで過激じゃないから！』


そう言って伊藤さんが中身を取り出した



「わ！
　伊藤さん待ってー！」


そう言った時にはもう伊藤さんの手は広がっていた






伊藤さんがくれたのは


黒色のベビードールだった




『おわっ！』

二階堂くんはびっくりしていた



胸の部分は花柄のレースで胸下からサテンの生地がミニのワンピースのようになっていた
前でクロスしているせいでスリットのような感じになっていた


『これで旦那さん誘惑しちゃえば？』


「えぇっ？！」


『ぬは！
　確かに旦那さん喜ぶかもな。笑』


そう言って北山くんも同調する


「もー！！
　やめてー！」


恥ずかしくて顔が熱くなっていた


『Aちゃん、私は真剣よ？
　旦那さんとは仲良くした方がいいから！』


伊藤さんに真剣にそう言われて……
私が酔った勢いで言ったあんな一言を気にしてくれてたんだとちょっと嬉しくなったし
これが伊藤さんなりの優しさなんだと思って素直に受け取ることにした


「あ、ありがとうございます。」



畳んで紙袋に戻してロッカーに入れた

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