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『あいたたた……』


押されたところを押さえてうずくまる彼



え?!



そんなに強く押してないよ?!



「え?!
 大丈夫?!」


慌てて今度は私から藤ヶ谷くんを覗き込んだ



『ふは!
 ウソだよ。』



そう言った彼はもう私の手を捕まえていた




「も、もう!!」




『ごめん。
 ちょっとからかってみたくて。』









まだ彼は私の手を掴んだままだった









『……玲ちゃん、たぶん俺の気持ちに気付いてたんだと思う。
 だから…Aちゃんに酷いことしたんだと思うんだ。』



…………俺の気持ち



私の心臓のスピードがどんどん速くなっていく



藤ヶ谷くんに見つめられると



その瞳に吸い込まれそうになる




藤ヶ谷くんは愛おしそうに私の手の甲を親指でさすっていた









『………俺と………
 付き合う?』









真っ直ぐに私の目を見てそう言ってくれた









「………藤ヶ谷くんの彼女になりたい……
 けど、、、」



『けど?』



「あの………恋愛初心者なのでついて行けるか不安です。。。」



『ふは!
 何それ!』



なぜか藤ヶ谷くんの爆笑をかっさらってしまった私



だって………
恋愛経験豊富そうな藤ヶ谷くん



こっちは超が付くほどの初心者ですけど



刺激が強そうで不安





『ふふ。
 大丈夫だよ?
 ゆっくり進めようね?』



掴んだ手をグイッと引っ張るから私はそのまま藤ヶ谷くんの胸にストンと収まった




わわわ




ち、近い




『よろしくね。』




そう言ったかと思うと




チュッ




と私の頬にキスをした




「ひゃ…っ!!」



ちゅ、チュウされた……/////



手でその部分を覆うと……
頬の温度がどんどん上がっていく気がした



『いいリアクションだね。』



もう……
完全にからかわれている





藤ヶ谷くんが彼氏で私の心臓はもつのだろうか






もう、不安しかないんですけど

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桃マスカット(プロフ) - pinkgreen_Flowerさん» 続きを書けるようにの間違いでした(><)失礼しました! (2021年4月1日 13時) (レス) id: 21ddaf22cf (このIDを非表示/違反報告)
桃マスカット(プロフ) - pinkgreen_Flowerさん» コメントありがとうございます!更新が止まっていてすみません(^^;)続きを書けるような努力しますのでしばらくお待ちくださいm(_ _)m (2021年4月1日 13時) (レス) id: 21ddaf22cf (このIDを非表示/違反報告)
pinkgreen_Flower(プロフ) - ニカちゃん ver.も見たいです (2021年3月31日 19時) (レス) id: d87e63f5e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桃マスカット | 作成日時:2020年10月16日 8時

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