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その日の昼休み


気付くと藤ヶ谷くんの姿がなかった



「あれ?」


キョロキョロと姿を探していると



『太輔探してるの?』



横尾くんに声をかけられた



「えっ…………」



『太輔ならいつものとこ。』



全てお見通しという顔でそう言われた



「………あ、ありがと。」



『どういたしまして。』



そう言って横尾くんはニヤッと笑った



なんとなく見透かされてる気がして………
恥ずかしくてサッと席を立って保健室に向かった






藤ヶ谷くんと過ごす保健室での時間がなんとなく楽しみになってる私



だから



早く保健室に行きたくて



少し早歩きになる




保健室の前に着いて早歩きで少し上がった心拍数と呼吸をふぅっと整える



コンコンコン



「失礼します。」



『あ、小林さん。
 ちょうどよかった。』


今日は珍しく吉瀬先生がいた
保健委員の私は吉瀬先生とは顔馴染み


『私、木村先生に呼ばれてるの。
 ちょっとの間留守番しててくれる?』


「あ、わかりました。」


『今、いるの藤ヶ谷くんだけだから。
 あそこのカーテンのとこで寝てるみたい。』


そう言って彼のいつもの定位置を指差した


『じゃ、よろしくね。』



「はい。」


そう言って振り返る頃にはもうドアが閉まりかけていた

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桃マスカット(プロフ) - pinkgreen_Flowerさん» 続きを書けるようにの間違いでした(><)失礼しました! (2021年4月1日 13時) (レス) id: 21ddaf22cf (このIDを非表示/違反報告)
桃マスカット(プロフ) - pinkgreen_Flowerさん» コメントありがとうございます!更新が止まっていてすみません(^^;)続きを書けるような努力しますのでしばらくお待ちくださいm(_ _)m (2021年4月1日 13時) (レス) id: 21ddaf22cf (このIDを非表示/違反報告)
pinkgreen_Flower(プロフ) - ニカちゃん ver.も見たいです (2021年3月31日 19時) (レス) id: d87e63f5e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:桃マスカット | 作成日時:2020年10月16日 8時

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