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98.一歩目でコレかよォォォ!! ページ3

コ「選んだよー!…………何があったの!?」


驚き駆け寄るコナン君。


千「もう動けまい!」

コ「動けないどころか死んでない!?」


わぁぁと樹の肩をガクガク揺らす。このセクハラ野郎はこれでよかったんだよ、死んでないだけ救われたと思え!!


千「いつまでも死んだフリをするな。さっさと起きる!」

樹「…………、反応が無い。ただの屍のようだ。」


私は近くに立て掛けてあったシャベルを手に取った。


千「ザオリクッッ!!!」ズガンッ

樹「生き返りました生き返りましたァ!!」


シャベルを降り下ろしたものの転がって避けた樹がそう叫んだ。


コ「ちょ、ストップストップ何やってんの!?」

千「見てよコナン君!私の力で甦らせたよ。」

樹「死ぬわ!!完全なる殺意持ってただろうがァァァ!!」


レジに向かってる時後ろで何か叫んでるけど気にしない。私何も間違ってないから。←









千「何でじーさんがいるの?」


駅に着いたら滋じーさんがいた。


滋「見送ろうと思ってのぉ。」

千「律儀だな〜。」

樹「俺らが電車乗ったらすぐ帰れよ?」


そこからは電車が来るまで四人で談笑した。


樹「んじゃ次会う時まで元気にしてろよ!滋じーさん!」

滋「わしはいつでも元気じゃわぃ。」


ハハハと樹は笑って手を軽く上げた。


千「……次来る時は何か買ってくる。」

滋「……うむ。」


コナン君も、またね!と言いながら電車に乗り込んだ。

…疲れる休日だった。









コ「一回蘭姉ちゃんのとこ帰るよ。」


ケータイでメールを打っているコナン君。
私達は電車に乗りもうすぐ米花町へ着く頃だ。


千「はぁぁ…米花町帰るのかぁ。着いて早々事件とか起きないよね?」

コ「そんな事あるわけないよ。」


よく言えたな。
ただでさえアホと生意気な子供の相手を1日してきたっていうのにやめて欲しい。


《米花駅〜、米花駅〜》


席を立つ二人の後を私も着いていく。電車を一歩降りたその時だった。


千「えっ…!?」バシッ!


片手にぶら下げていたエコバッグが走りよってきた男に取られてしまった。

そしてそのままrunaway。……え??


樹「ひったくり!?」

コ「!」


ひったくりに周りがざわついた。


千「いや…」


電車から一歩降りてコレかよォォォォ!!
さっそくかよ!!さっそくすぎるよ!!


千「え??え、一歩だよ?一歩目でハイ犯罪☆ってドユコト!?」

コ「僕が追う!」


ふざけんなァァァ!

99.そうめんより私物の心配をしろよ→←97.天誅ゥゥゥ!!!



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pino(プロフ) - カノさまさん» 好評価&コメントありがとうございます!もっと面白さを増せるよう頑張ります! (2019年8月31日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
カノさま - 面白い作品ですなぁ… (2019年8月31日 21時) (レス) id: a6daf906d1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ののいろ系女子さん» ファン…!?好評価とコメントありがとうございます!楽しんで頂けて何よりです!(*^^*) (2019年7月13日 14時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - 凄くおもしろかったです!もうファンです!至急好評価してきます! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ミキさん» 好評ありがとうございます(TT)、これからももっと面白く出来るように努力します! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:pino | 作成日時:2019年2月20日 0時

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