105.昴ブリザード ページ10
〜千紗side〜
ヒュゴォォォ
アレレェ…ここって博士ん家だよね?ものすごい吹雪が見えるんだけど。
昴「美味しかったですか?」3回目
それはもう素晴らしい程の満面の笑み。
千「え、なん…いつの間に座ってたの昴サン…」
コ「さっきまでいなかったヨネ…」
離れた所にいる哀チャンの隣の椅子に座って足を組んでいる昴さん。
昴「私はショートケーキのイチゴは最後に食べる派なんです。」
…え?…え、いや何急に。
微動だにしない笑顔で告げたんだけどものすごくコワイ
昴「千紗さんとコナン君はどっちですか?先に食べるか最後に食べるか。」
エッ、ナニコレ。何だか嫌な予感がするよコレ。
千「さ、…先に食べる。」
コ「僕も……」
恐る恐るそう答えると昴さんは笑顔のままコツコツと私たちの前まで歩いてきた。てかこの人ずーっと笑顔なんだけど怖い。
昴「そうですか……__残念です。」ニコ
スッ、と拳を顔の横に出したと思ったら__
千「ブベラッ…!」ドゴッ
コ「ンゴッッ!!」ゴスッ
私たちはめでたく昴さんからゲンコツをプレゼントされた。…20代で享年とか笑えない。
灰「それで?頼んでもない届け物も終わったんだしさっさと出ていってくれないかしら。」
哀ちゃんは椅子から下りて昴さんの前まで歩いてきた。
昴「ふふ、ゆっくりお茶でもしませんか?」
灰「貴方とお茶なんて死んでも嫌よ。」
昴「ははは、それは残念です。」
毒舌…それを笑ってかわす昴さん。うん…話すのはいいんだけどね?
千「哀チャン…素晴らしい毒舌具合をありがとう。でもさ、そこで話す必要ある!?」
私とコナン君は昴さんにキルされてぶっ倒れている状態だが何故か哀チャンは全く躊躇せず私の背中の上で話している。
灰「あら、いたのね。」
千「"イタノネ"!?よくも堂々と私の背中の上でそんな事が言えたな!?」
灰「ごめんなさい、よくわからないわ。」
千「何がだよ!!何の躊躇も無しに人様を踏んずけるお前の頭ん中がわかんねーわ!!つか早く退けよ!」
何で今もなお私の背中の上から会話してんの!?
灰「少し段差があると思ったからカーペットだと思ってt…、千紗さんだったのね。」
千「今完全にカーペットって言ったよね?この子いま人のことカーペットって言ったよね。」
_____
皆さんショートケーキのイチゴは先に食べますか?最後に食べますか?
ちなみに作者は絶対最後です。
106.ところでポムズって何?→←104.美味しかったですか?と眼鏡は満面の笑みで言った
508人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
pino(プロフ) - カノさまさん» 好評価&コメントありがとうございます!もっと面白さを増せるよう頑張ります! (2019年8月31日 22時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
カノさま - 面白い作品ですなぁ… (2019年8月31日 21時) (レス) id: a6daf906d1 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ののいろ系女子さん» ファン…!?好評価とコメントありがとうございます!楽しんで頂けて何よりです!(*^^*) (2019年7月13日 14時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
ののいろ系女子 - 凄くおもしろかったです!もうファンです!至急好評価してきます! (2019年7月13日 11時) (レス) id: 8fb3eabd58 (このIDを非表示/違反報告)
pino(プロフ) - ミキさん» 好評ありがとうございます(TT)、これからももっと面白く出来るように努力します! (2019年7月9日 21時) (レス) id: 7816ba7c93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:pino | 作成日時:2019年2月20日 0時