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真「ただいま〜」
マンションに着いて扉を開ける
.
靴を脱いで、いつも通り俺は部屋に入って
予想通りAは玄関で立ち尽くしたまま
真「...ほら、おいで？」
そう言って手を引くと
やっと俺の聖域へと入ってくれた
.
真「部屋用意してあるから、そこに荷物置いてや？」
「...はい」
これからのために
Aのために1つ部屋を空けておいた
.
ベットと机のシンプルな部屋だけど
女の子が住むには不自由は無いだろう
.
やっぱり、気まづいのだろうか
親族とはいえ、数年ぶりだし
年の離れた男と暮らすなんて
.
どうにかして、緊張を解してあげないと
真「(…お腹空いとるかな)」
良い時間だしキッチンでご飯でも作ろうと
適当に料理をしていた
.
ふと、視線を感じて
そこに目をやると
Aが気まづそうに俺を見ていた
真「…どしたん？」
料理をしながら、なるべく優しく声をかけると
.
「...ごめんなさい」
.
真「何が？謝ることなんて無いやろ？(笑)」
優しく、人懐っこく笑いかけてみても
Aの表情は曇ったままで
.
真「...どしたん、言わんと分からへんよ？」
優しく頭を撫でてやると
少しだけAの頬が赤く染まった
.
「...迷惑でしょ？」
「いきなり押しかけて住むなんて...」
「真司郎さん、忙しいのに」
.
あぁ、なるほど
そんなくだらないこと考えてくれてたのか
今までのあれもこれも全部
俺のために、思ってくれてたのか
.
なんて、愛しいんだろう
.
真「...A」
「...はい？」
真「こっちおいで」
そう言って手招きしても
困った顔をするから
俺は小さな手を掴んで体ごと引き寄せた
.
真「...迷惑も何も、そんな感情一切無い」
記憶にある幼い頃の小さい体は
華奢なのに膨らみがある
女らしい体に変わっていて
．
それを味わうように、ぎゅっと抱きしめる
真「...今日からAは俺の側におるんやから」
．
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桃(プロフ) - まってましたあああ！！本当にありがとうございます生きててよかった (2021年1月4日 13時) (
レス) id: 891670169f (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 更新楽しみにしてます！Twitterとかしてますか？？ (2019年12月3日 0時) (レス) id: a54df85738 (このIDを非表示/違反報告)
もなみ - 久しぶり更新本当に楽しみにしてました (2018年12月11日 0時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
もなみ - いいところでストーリー終わらせますね！ (2018年10月28日 20時) (レス) id: 45f78a918e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なな
| 作成日時：2018年10月28日 14時
