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＊ ページ17
智くんがどさどさと荷物を投げて、俺の手を引いて抱きしめた。
｢ごめん、ごめんな翔くんっ｣
あまりにも強い力で、潰されそうなほど抱きしめられて、智くんの香りでいっぱいになる。
そしたら急に、さっきまで溜まっていたものが溢れ出した。
｢っ、智くん、大丈夫だからっ、｣
何が大丈夫なのか、泣きながら説得力なく言う俺の涙を智くんが拭う。
その眼からは今にも涙が溢れだしそうで。
｢智くんの好きなものは何？｣
｢え、｣
急な俺の問いかけに智くんが言葉を詰まらせる
俺はすごく情緒が不安定だ
｢1番は釣り。2番は絵でしょ？せめて、せめて3番目くらいに俺がいてくれたら嬉しいな…。たまにでいいから俺のことも思い出して｣
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秋(プロフ) - きよさん» きよさん、コメントありがとうございます！今後ともよろしくお願い致します！ (2020年8月24日 13時) (
レス) id: 66570c840e (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - 秋さん、更新ありがとうございます。「三番目にでも」なんて翔くん悲しすぎです。若い頃の事とはいえ智くん酷いです。この後どうしたのか、お話し待ってます。 (2019年10月23日 20時) (レス) id: 7f433b7b81 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋 | 作成日時：2018年7月16日 9時
