第７話「テルミネ」 ページ9
とある某所・・・
一つの大きな、豪邸のような空間に、男女が思い思いのことをして過ごしている。
女１「なぁ！！まだ日本いかねーの？もうボスがいねぇこの部屋飽きた！」
と、白いソファで寝転がりじたばたとする、
少し男のような口調で話す女。
男１「うるさいな・・・そんなこと知ってるし、僕らだってそうなんだから、しゃべるな、黙れ」
と、豪華な椅子に座り黙々と本を読む、
少し毒舌気味の男の子。
男２「あと少しだ少し！我慢しろっつのー・・・うぜぇからさ」
と、書類らしきものを片付けながら言う、
たぶん長男的ポジションであるだろう男。
女２「あら、うぜぇ、なんて言葉、使っちゃだめよ？暴言はダメ。」
と、一人用のソファに座り、紅茶を飲みながら言う、
お嬢様的雰囲気を醸し出す女。
男３「暴言なんて・・・お前が言えたことじゃねぇだろう。一番たちの悪いやつが言ってるな」
と、黒いソファに座り、腕と足を組み、にらみを利かせながら言う、
一匹狼のような男。
どたどたどたっと、廊下から足音がした。
次の瞬間、大きな扉が豪快に、バァンッと開く。
その扉の奥から、瓜二つの顔が２つ飛び出る。
双子「「聞いて聞いて大ニューーッス！！霰様が霰様がもうすぐだって！
もうすぐもうすぐこっちに迎えに来るんだってーー！！」」
小さな、まだ小学校３年生ぐらいだろうか。
そのぐらいの男女の双子が、見事にぴったりと一語一句違わず、とてもキラキラとした目で言う。
女２「あら・・・もうすぐですか？意外と速かったのですね」
女１「うおっしゃぁ！！！やっとボスにあえんだな！！っかー！長かったぜ！」
男１「あれ、もうそんな時期？僕、もっと先だと思ってたんだけど。」
男２「だぁぁぁ！一回だまらねぇか！うるせぇ！書類がまとまらねぇ！あいつが来る前にコレ全部終わらせるんだよ俺は！！！」
男３「・・・フン。アイツはほんと、変人だからな。ま、かくいう俺らも・・・」
双子「「変の中の変人の変人だけどねーーっ♪」」
さて、
ここは某所、テルミネファミリーの各地にあるアジトの中の一つ。
男女は、テルミネファミリーを構成する、たったこれだけの人員であり強大な戦力。
テルミネファミリー。
それは男女７人の幹部と、そのボスの合計８人で成り立っている
すべての力の最終地点、より優れた能力の持ち主が集まるファミリー。
ラッキーアイテム
革ベルト
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結衣 - 更新まってます頑張って下さい (2014年1月21日 21時) (
レス) id: 723e6a11a3 (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - 更新まってますー(^-^)/ (2013年12月10日 21時) (レス) id: b2992ac379 (このIDを非表示/違反報告)
紫信号＠俺様(プロフ) - 黒夜さん» また遅れすぎたー、ごめんね……。全力否定しなくてもいいのに、かわいいよー？ (2013年11月20日 10時) (レス) id: b2acb9364e (このIDを非表示/違反報告)
黒夜(プロフ) - 紫信号＠俺様さん» いやいやいや無い無い無い こっちもこれてなかったし…ごめん (2013年5月16日 7時) (レス) id: ee4545f57f (このIDを非表示/違反報告)
紫信号＠俺様(プロフ) - 黒夜さん» 全然来れてなかった・・・ごめんー。黒夜かわいいよー？ふつうにすっごくかわいい♪ (2013年5月15日 15時) (レス) id: d8407f0c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫信号＠俺様 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ami17/
作成日時：2012年10月29日 20時
