第６話「武の友達」 ページ8
Aside
まぁとにかく、武の部屋に行くことになった。
久しぶりだなー・・・この家も。
何年あけてんだ？
・・・５年？
わかんねーけど、すっげー懐かしい。
自分の家が懐かしい俺ってどーなんだ・・・？
そして気づいたら武の部屋の真ん前。
早・・・くないか。
中に入るとやっぱりくつろげる、前と変わるけど変わらない武の部屋。
「ん？入んねーのか、兄貴」
あ・・・ボーっとしてた。
「入る入る」
武に言われるまま入り、ベットの上にぼふんっと飛び込むように座る。
やべーふっかふか。
懐かしー匂いに懐かしー色。
イタリアじゃこんなんじゃねーしな。
「あんなー、兄貴ー」
ちょっとした感情に浸っていたら、武が嬉々として話し出した。
こういう表情の武を見ると癒されるんだよなー。ほんと。弟がいてよかった。
てか、こういう自分より幼いところを見て武が弟ってことを実感できるって、なんか悲しい。
身長、武のほうが高いからわりーんだよ・・・。
「俺、初めて野球以外で、夢中になったり、一緒にいても飽きなかったりするのみっけたんだ」
お。
なんだなんだ。恋愛相談か？
いや、ないな。こんな天然野球バカに、春は程遠い。
「さっきの・・・ツナと獄寺っつーんだけどよ。
それ以外にもいんだぜ。笹川兄妹とか、ヒバリとか、緑中の子とか、ちびたちとか。
なんかさー・・・最初はツナからだったんだよ。
俺が挫折して、自殺しようとした時にさ、俺を引き留めて・・・。
そっから、なんか色々、ツナの周りに人が集まってよ。楽しーんだぜ！」
自殺・・・とか、なんかよからぬ言葉があったけど、まぁ、
すっげぇ楽しそーに話してるからいいけど。
「獄寺って、あの小僧に締められてたやつな♪あいつはさ・・・」
スモーキン・ボムだっけ・・・。
俺と武器の趣味あいそうだなー、とか思ってたけど、武の友達だったとかびっくりだな。
実力がどこまでかは知らないけど。
「兄貴、飯食おうぜ♪イタリアに行ってたんなら、寿司久しぶりだろ？」
おっといけないいけない。
考え事してるとほかのこと頭の中に入ってこないな。もう来てたのか。
「そうだな♪んじゃ・・・いただきまーす」
ほんと久しぶりだ。日本のこの風景すべてが。
やべぇ・・・
うずうずしてきた。
―――――――――――
やべぇ・・・
主人公君のキャラが迷子になった・・・
主人公くんのキャラ―！！ここで主人公君が待ってるよー！帰ってきてー！！！
ラッキーアイテム
革ベルト
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結衣 - 更新まってます頑張って下さい (2014年1月21日 21時) (
レス) id: 723e6a11a3 (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - 更新まってますー(^-^)/ (2013年12月10日 21時) (レス) id: b2992ac379 (このIDを非表示/違反報告)
紫信号＠俺様(プロフ) - 黒夜さん» また遅れすぎたー、ごめんね……。全力否定しなくてもいいのに、かわいいよー？ (2013年11月20日 10時) (レス) id: b2acb9364e (このIDを非表示/違反報告)
黒夜(プロフ) - 紫信号＠俺様さん» いやいやいや無い無い無い こっちもこれてなかったし…ごめん (2013年5月16日 7時) (レス) id: ee4545f57f (このIDを非表示/違反報告)
紫信号＠俺様(プロフ) - 黒夜さん» 全然来れてなかった・・・ごめんー。黒夜かわいいよー？ふつうにすっごくかわいい♪ (2013年5月15日 15時) (レス) id: d8407f0c27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫信号＠俺様 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ami17/
作成日時：2012年10月29日 20時
