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アニ「ひとつ聞いていい？」
『…？、何？』
アニ「その服は何？見たことない…訓練兵のとは違うの？」
『(…探りを入れてるの？確かに、マーレの技術は進んでるけど…見たことがない？あったとしても、なんで壁内の人間が着ているのかが気になるから？まぁ、いいや…)」
『まだ話すことはできないよ…ごめんね？』
アニ「いや、いい。大丈夫。…さぁ、構えて」
『はい。初めてなので…お手柔らかに…』
「あの子、途中入団した子だよね？」
「初日からあの、アニ・レオンハートが相手だなんて…」
「ボコボコにされないか？」
アニ「……」
アニ「(隙が全くない…本当に対人格闘は初めてなの？)」
『行きます』
「スゲェ！！アニと互角に戦ってるぞ！！」
「強いぞ！！」
アニ「ﾌｯ！！」
『っ…』
アニ「(随分と骨があるね……強い…私と互角…)」
『(護身術身につけておいてよかったぁぁぁ！！！)』
『ッ』
キース「やめぇぇ！！！！！！」
『っ？！』
アニ「！？」
キース「次は座学だ！！！早く準備をしてこい！！！」
『はっ、はい？！！！』
『(びっくりしたぁぁぁぁ！！！！)』
アニ「……」
『(アニ…行っちゃった…)』
『マーレの戦士…』
アニ「！！」
『…っあ、座学座学〜』
アニ「…」
ー座学ー(の一部)
『(巨人ってこんなんだったんだ…)』
『(てか待ってよ、今私、104期生と一緒に座学受けてるっ！！！最高かよっ！！)』
『ふへへ』
その後、立体機動などの訓練をし、夕食の時間になった。
『ん〜っ！！疲れたぁ…』
『っはぁ！！』
『(これだよこれ！！夢にまで見たパンと、シチューみたいなやつ！！食べてみたかったんだよな〜)』
「隣いいかな？」
『はい♪』
『(……ん？………ん？？？)』
「お前、今日対人格闘術でアニと戦ってたやつだよな？どうやったらあんな強くなれるんだ？」
『…へ？』
「エレン、近い」
『……』
『(いやいやいや、主人公様いきなり到来？！しかも本人から？！)』
「あ、自己紹介がまだだったね。僕は、アルミン・アルレルト。君は、確か…はるかわ？さん？」
『あ、名前は、Aです…』
アルミン「へぇ、名前と、苗字が逆なんだね？」
『はい…』
「へぇ、変わってんな」
アルミン「っちょ、エレン！！」
「今のは失礼だ」
「あ、そうか？悪い…俺はエレン・イェーガー。よろしくな」
「…ミカサ。よろしく」
『はいぃ…』
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作者名：ファイン-shingek love | 作成日時：2024年1月21日 1時
