進撃の世界に転生？いやトリップ？………マジで？？ (ページ5)

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『分かってます。そりゃいきなり壁外に現れた怪しい奴ですから。』

エルヴィン「明日には裁判があるだろう。君が処刑されるか生かされるかの。」

エルヴィン「君には生きてもらう。人類のために。裁判ではこちらも君に手を貸そう。」

『ありがとうございます。』

『あのっ！、裁判で私が生かされることになったら…調査兵団に入団させてください！訓練兵からでもいいです！』

エルヴィン「それはそれは。こちらとしても嬉しいことだ」

『ありがとうございます！！』

ハンジ「はいっ、長話もここで終わり！もう日が暮れかけてるからね。」

ハンジ「いいかい？エルヴィン」

エルヴィン「あぁ。」

ハンジ「行こうか」

『はい』

『〜♪』

ハンジ「歌？鼻歌だけど」

『はい。ハンジさん達の世界の物語のお話。進撃の巨人のアニメの歌です。』

ハンジ「アニメ？なにそれ？」

『いえ、説明面倒臭いので言いません』

ハンジ「なんでよ！」

ハンジ「はい、ついたよ。」

『ありがとうございます。』

ハンジ「言っとくけど、君が生きることになったら、そっちの世界のこと全部聞かせてもらうからね！！」

『……はい。』

その夜、私は夢を見た。金髪の女の子が近づいてくる。そして、私の方に手を向けて人差し指で額を触った。顔はよく見えなかったけど、前と同じで、口パクで何か言ってる。何故か言っていることが分かった気がした。

「"任せたよ"」

『…ぇ？』

ハンジ「おっはよ〜、あれ？もう起きてたの？まぁいいや、エルヴィンが呼んでるよ〜。なんせ裁判で話すことまとめた紙を一晩で書き上げちゃうから、早く呼んでこいって。」

『あ、はい。おはようございます…』

ハンジ「…寝ぼけてるな？本当、私でよかったね？リヴァイなら蹴り飛ばしてたよ」

ハンジ「ほら、起きて！」

『……行きましょう…』

エルヴィン「どうだ？言えそうか？」

『はい…多分』

リヴァイ「おい、時間だ」

『ひえぇぇ、怖い…』

ハンジ「大丈夫だよ！エルヴィンがちゃんと上手いこと言ってくれるからさ！」

『うぅ…』

リヴァイ「おい、ひとつ言っておこう」

『はいっ！！！』

リヴァイ「ヘマだけはするなよ」

『ゔ、承知しております……』

エルヴィン「さぁ、入ってくれ。」

『はい……』

「裁判を始める！！！」

　