進撃の世界に転生？いやトリップ？………マジで？？ (ページ4)

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リヴァイ「エルヴィン、連れて来たぞ」

エルヴィン「あぁ。では座ってくれ」

『はいっ』

エルヴィン「私の名はエルヴィン・スミス」

エルヴィン「単刀直入に言おう。君はどうして壁外にいたのか。教えてくれないかい？」

『私は春川A…です…(言ってもいいの…？これ…)』

『信じて…くれます？』

エルヴィン「…あぁ。勿論、その話の内容によるが。」

『はい……私は……異世界から来ました。』

ハンジ「異世界？なにそれ？」

『詳しく言うと、この…ハンジ、さんのいる世界じゃない、別の世界です。』

ハンジ「へぇー！！凄いねぇ！！！君の世界には何があるの？！教えてぇ！！」

『…この世界にある…巨人や壁はなくて、めちゃくちゃでっかい建物とか色々ですね』

エルヴィン「証明できる物はあるかい？」

『…っ！！えっと、これです。』

Aはスマホの中にあった写真を見せた。そこには巨大な高層ビルや、海。砂漠の写真だった。

ハンジ「っこれは！？」

エルヴィン「……」

リヴァイ「…」

ハンジは驚き、エルヴィンとリヴァイは静かに目を見開いていた。

『信じて、もらえましたかね？』

エルヴィン「…あぁ、こんな物我々のせかいには存在しない…君は本当に別の世界から来たと見える。」

リヴァイ「別の世界から来たと言うことは分かった…一つ聞こう。俺とクソメガネの名前を知っていた理由はなんだ？」

『私の世界では漫画という本の中の物語だからですっ！！！』

ハンジ「はぁぁぁ？！」

『しかも完結しました！！』

エルヴィン「君は、これから起こることを全て知っているのか？」

『っはい！！勿論…誰が生きて死ぬかも全てです！！』

リヴァイ「ほぅ…エルヴィン」

エルヴィン「あぁ、君は我々人類の生存の道を知っている…つまり、君がいれば我々人類は生存する確率が大幅に上がる」

ハンジ「……もしかしたら、Aは巨人を操れるのかもしれないよ」

エルヴィン「どういう意味だ？ハンジ」

ハンジ「実は見ちゃったんだよね〜、巨人に手を伸ばして何か言うとこ！そしたらいきなり巨人が動きを止めるもんだからびっくりだよ！」

エルヴィン「本当か？リヴァイ」

リヴァイ「あぁ。それは確かだ。」

『ごめなさい…あの時のは本当に分からないんです…』

エルヴィン「…まぁいいだろう。これから考えよう。」

ハンジ「でも私たちが信じたとしても、君は今日一日地下牢行きなんだけどね」
　