進撃の世界に転生？いやトリップ？………マジで？？ (ページ23)

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エレン…

駆逐…してやる
　この世カラ…1匹残ラズ……

モットダ…モットコロス…モットコロシタイ

　モット…イッパイ

エレン「殺シテヤル…」

エレンはニヤッと笑みを顔に浮かべ無意識なのか、一言声に出した。

アルミン「……エレン？」

『……』

Aは無言でエレンの肩を揺らし続け、小さく一言

『起きろ』

エレン「は…！？」

エレンがみた光景は、数十人の兵士が一定の距離を保ち自分を壁の隅に追い詰め取り囲んでいるものだった。
そこでミカサがエレンを守ろうと1人ブレードの刃を抜き構えていたことも、アルミンがエレンを支えているのも、Aが立ち上がりミカサと同じように構えたことも、エレンはこの数秒で見ただけではが追いついていないで混乱している状況だ

ミカサ「………エレン！！」

エレン「……！？」

アルミンはエレンの両肩をガシッと掴み質問攻めをした

アルミン「エレン！ちゃんと体は動くか？意識は正常か？」

アルミン「知っていることを全部話すんだきっと分かってもらえる！」

エレン「アルミン………！？」

「おい…聞いたか…」

エレン「！？」

「「殺してやる」って言ったんだ…」

「あぁ…確かに聞こえた…俺達のことだ」

「アイツは俺達を食い殺す気だ…」

エレン「…！？…待って…」

エレン「(何言ってんだみんなは…？何で……俺達4人は囲まれて…剣を向けられているのかそいつは巨人を殺すための武器だろうが…何で……そんな目で俺を見る…！？)」

エレン「(まさか…さっき見たものは夢…だよな？腕だってちゃんとついて＿＿＿)」

エレンは自分の服の袖がほつれていることに気づき顔に影を落とした

エレン「(これは……？)」

『うるっさいなぁ…勝手な憶測で何でもかんでも決めてんじゃねぇぞ！！』

ミカサ「…！！」

アルミン「っ！Aｯ！！」

エレン「A…？」

キッツ「イェーガー訓練兵！！意識が戻ったようだな！」

キッツ「今貴様らがやっている行為は人類に対する反逆行為だ！！貴様らの命の処遇を問わせてもらう！！」

キッツ「下手にごまかしたりそこから動こうとした場合はそこに＿」

キッツ「榴弾をブチ込む躊躇うつもりも無い！！」

エレンは壁の上にある大砲を見つめた。頬には汗が垂れる

エレン「…は？」

キッツ「率直に問う貴様の正体は何だ？」

キッツ「人か?巨人か?」