進撃の世界に転生？いやトリップ？………マジで？？ (ページ18)

今日:25 hit、昨日:76 hit、合計:2,761 hit

ー17ーページ18

『っ！！！』

『エレン…』

アルミン「…ぇ？」

ミカサ「(一体…何が…巨人が＿＿巨人を殺してる！？)」

ミカサ「(ただひたすら困惑した
　巨人が巨人を襲うなんて聞いたことがない…そして…微かに高揚した…)」

ミカサ「(その光景は

アァァァァァァァァァァァァァァァァ

人類の怒りが体現されたように見えたから…)」

ミカサの顔は驚きが隠せないのか口がぽっかり空いたまま塞がっていなかった。そのミカサに近寄る人陰…

アルミン「ミカサ！！」

その正体はアルミン。アルミンはミカサの腹部に腕を回し掴み立体機動装置で屋根の上へと上がったのだ。その上がった勢いのせいか屋根に強く打ち付けられた

ミカサ「うっ！！」

アルミン「ミカサ！！ガス切らして落っこちたろ！？ケガは！？」

『大丈夫！？ミカサ！』

ミカサ「……私は大丈夫…」

コニー「オイ！！とにかく移動だ！！」

コニー「まずいぞ！！ 15m級が2体だ！！」

ミカサ「イヤ…あの巨人は…」

アルミン「！！」

アルミン「え」

謎の巨人「アァァァァァ」

巨人「オォォォォォォォォォォ」

謎の巨人は15m級の巨人へ咆哮をあげ、格闘術のとき使うような構えをとった。そして相手の巨人の頭部に拳を勢いよく投げつけた。巨人の頭部は引き千切れ吹っ飛んで行った

「ッ＿＿＿！？？」

コニー「伏せろ！！」

巨人の頭は街の家の一角にぶつかり破壊して行った。胴体の方はというと膝をつき、地面に倒れた

パキパキ

と、なる音…謎の巨人の手が修復する音。相手の巨人も頭を修復するパキパキという音が鳴ると謎の巨人は巨人の項を一回踏みつけた。そして踏みつけられた巨人は動くことは無くなった。

『すっげぇ…』

アルミン「とどめを…刺した！？弱点を理解して殺したのか…！？」

コニー「とにかく移動するぞ

あいつがこっちにくる前に…」

アルミン「イヤ…僕達に無反応だ…とっくに襲ってきてもおかしくないのに…」

ミカサ「格闘術の概念があるようにも感じた

あれは一体…」

コニー「奇行種って言うしかねぇだろ

わかんねぇことの方が多いんだからよ…とにかく本部に急ぐぞみんなが戦ってる！！」

アルミン「待ってくれ！！ミカサのガスがからっぽなんだ！！」

コニー「…！」

『使いすぎ…か…』