進撃の世界に転生？いやトリップ？………マジで？？ (ページ14)

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時は過ぎ、第104期訓練兵は解散式を終えた。

そう、春川Aがこの世界にきて訓練兵に入団してから2年が経ったのだ。

解散式が終わった翌日にある出来事が起こってしまった…

『解散式かぁ……2年…意外と早かったなぁ…』

『(やばいやばいやばいヨォォ！！あと少しでベルトルトさんが壁壊しにくるヨォぉ！！)』

『あ、サシャが肉持ってる………可愛いなおい…』

『あぁ、余計なこと考えるなっ！！…サシャ、死なせないからね………ふぅ……来るっ…！！！』

Aが言い放った瞬間に壁は大きな音を立てて壊された。白い煙が辺りを包む…訓練兵が立つ壁の上を見つめるのは、5年前にウォールマリアを破壊した…超大型巨人。

『うっはぁ！！デッケェ！！あっつい！！』

エレン「目標目の前超大型巨人、これはチャンスだ絶対逃すな！！」

『(キャァ！！聞いちゃったよ本物！！最高！！)』

『あぁ、ダメダメ、集中っ！！！』

キッツ「それでは！訓練通りに各班毎別れ駐屯兵団の指揮もと補給地点、情報伝達、巨人の掃討などを行ってもらう！

前衛部を駐屯兵団の迎撃班！中衛を支援班率いる訓練兵団！！後衛を駐屯兵団の精鋭班がそれぞれ受け持つ！

また伝令を言うと！戦型班は既に全滅したとの事だ！外門が突破され巨人の侵入を許した！

つまり！いつまた鎧の巨人が現れ内門を破ってもおかしくないと言う状況にある！」

『……(迫力エグ)』

キッツ「静粛に！現在は前衛で迎撃中だ！本防衛作戦の目的は1つ住民の避難が完了するまでウォール･ローゼを死守することである。なお承知しているであろうが敵前逃亡は死罪に値する！皆心して命を捧げよ、解散！」

『(……いやぁ、本物はすっごいですねぇ…)』

ジャン「あぁ…なんで今日なんだ…明日から内地に行けたっつーのに…」

『……』

『(ジャン…マルコが死ななかったら…彼は調査兵団には来なかった…マルコの死は必要…説得は難しいだろうし…)』

『ごめん……』

ジャン「？、なんか言ったか？」

『うぅん、言ってないよ…』

ジャン「そうか…？」

『…うん』

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『ミカサ』

ミカサ「A。どうかしたの？」

『頑張ってね』

ミカサ「？、あぁ。」

『あと、私は死なないから！じゃあね！』

ミカサ「？！、ちょっと待っ！！」

「アッカーマン訓練兵」

『……私は…34班か…』

　