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エレン「ここまで来て冗談言うなよ…」
『じゃぁ、これを見たら？』
アルミン「っ！海だ…！！」
エレン「うそ、だろ？とゆうか、この薄いのなんだ？」
『スマホっていうの。君達の世界に、コレはないでしょう？』
ミカサ「でも、『信用できないのは分かってる』」
『じゃあ、私の世界では君たちのこの世界がとある物語になってるの。その物語のこと私はぜーんぶ覚えてる。だから、君たちの過去を話したら信じてくれる？』
エレン「…」
ミカサ「…」
アルミン「…本当なの？」
『うん。エレンは、お母さんのカルラさんが…巨人に食われちゃったよね…で、ミカサは、強盗に入った男に両親が殺されちゃったんだよね…アルミンは、おじいさんに育てられたんだよね？』
エレン「名前まで…知ってたのか…」
『…これから起こること全ても知ってる』
『誰が死ぬのか…誰が生きるのか…巨人の正体も…誰が裏切り者なのかも…』
エレン「うら…ぎりもの？」
ミカサ「巨人の正体…？」
アルミン「誰が死ぬか…生きるかも…？」
『でも、私は止めると決めたんだよ。死んじゃう人もいるかもしれないけど…守り抜く。生かしてみせる』
『…まぁ、信じるか、信じないかは君たち次第だよ。私は女子棟に戻るね』
エレン「俺は信じる！」
アルミン「…っ僕も！」
ミカサ「…私はまだ信用しきれてはない…から、証明して。貴方が本当に…守れるのかを」
『うん。…頑張るね！』
『ふふっ……』
「〜〜」
「〜ー〜ーー」
『…ん？』
『(声？)』
アニ「アイツ…途中入団したヤツが…すれ違い側に言ったんだ…「マーレの戦士」って」
「はぁ？！本当なのか？」
アニ「…信じられないの？」
『……』
『(おそらく…アニと…ライナー…)』
ライナー「それが本当なら…アイツを始末するしか…」
アニ「……本気？」
ｶﾂｯｶﾂｯｶﾂｯｶﾂｯ
アニ「…っ？！」
ライナー「っ？！」
アニ「っ、足音？！」
ライナー「ここにはそんなに人は来ないはずだぞ？！」
アニ「っ！」
ライナー「っ…」
『その言葉ひとつに、嘘などはない』
彼女は不気味なほどにニッコリと微笑み2人に向かって言い放った。まるで、「全て知っている」と言っているような…
『フフッ…』
ライナー「聞かれた？！」
アニ「どうするの？アイツに…もしバラされたら！！」
ライナー「いや、まずは様子を見よう…」
「アイツが話すようには思えないからな」
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作者名：ファイン-shingek love | 作成日時：2024年1月21日 1時
