進撃の世界に転生？いやトリップ？………マジで？？ (ページ2)

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『いやいやいやいやいやいや、待て待て待て……ん？どっかで見たことあるような？？？』

『その前に、持ち物！！えぇっと……スマホに、イヤホン、大量のモバイルバッテリー…え、こんなところに結構大きめのリュックが？！』

『しかも私の？！』

その時、なぜか私の真上が影になった。私はゆっくりと顔を上げてみたモノ…それは…巨人だったからだ。

え、つまりは進撃の世界ってこと？え、最高じゃん、でも待てよ、私食われない？殺されない？え、嫌だよ、せっかく結末を変えられるかもしれないチャンスなのに…

『クソッ』

Aは巨人に掌を向け、睨みこう言い放った…

『来るなっ!』

ﾊﾞﾁｨｯｯ

何らかの電気のような、稲妻のようなものが巨人の脳内に走り、動きが静止した。

稲妻のようなものが走ったのはAも感じていたものだった。

『っへ？』

(エレンの力？)

そして、無垢の巨人はそこに来たとある人物によって倒された。

「おい。テメェ、こんなとこで何してやがる？ここは壁外だぞ」

「っちょ、いきなりそれはないんじゃないのー？大丈夫？怪我してない？」

『(え？)』

『リヴァイ兵長…？ハンジ…？』

「あ"ぁ？」

ハンジ「あれぇ？私たちの名前教えたっけ？」

リヴァイ「いや、教えた覚えはないぞ」

『ぁ』

ハンジ「そんなことより…ねぇ、その服は何？！この鞄は？！君、なんで壁外にいるの？！どうやって出たの？！」

ハンジ「ねぇ！！教えてよ！！」

『っ、ぇっと…』

リヴァイ「…おいクソメガネ、その辺にしとけ。混乱してるぞ」

ハンジ「あぁ、ごめん！！えっと、まずは立とうか。ほら、立てる？」

ハンジは私に手を差し伸べる。え、とっていいの？？？世界中のハンジファンから殺されない？？？ねぇ？？

まぁ……失礼だから取るんだけどね

『あ、ありがとう。ございます』

ハンジ「私はハンジ・ゾエ。調査兵団の分隊長をしている。で、こっちはリヴァイ。」

『はい、もうご存知です……』

ハンジ「やっぱり、君って不思議な子だね」

『そうですかね…？』

ハンジ「あぁ。そういえば、君の名前は？」

『春川Aです…春香が苗字で、名前がA…です。』

ハンジ「不思議な名前だね！！聞いたことがないよ！！さらに興味が湧くぅ！！！」

ハンジはものすごく興奮していた。