キミが光 ひかりヒカル〜武蔵編〜

5 M side 告白 ページ5

たま から預かってきた
プレゼント。
ガヤさんに 大切な話があるからって･･･
俺に こんな重要任務を 任せるなんて。。


『みつに コレを渡して 反応見て欲しいんだ』

。。。。。。。。。

手にした小瓶を 眺め回す みつ。

北「誕生日でも ないし？ これ香水かぁ？」

･･･この顔は･･･
絶対 とぼけて知らんぷりしてる顔じゃない。
困った。。
まさか こんな反応するとは///

俺の予想では･･･
(//･_･//)ｶｧ〜ｯ…って顔赤くする みつに
ｵﾘｬ ｵﾘｬ〜 使ったコトあんだろが〜
なんて 突っ込み入れて･･･
みつとガヤさん ﾒﾃﾞﾀｼ ﾒﾃﾞﾀｼ///
な〜んて 笑うつもりだったんだけど･･･



北「･･･なぁ、宮田･･･」

俺の 慌てふためく様子を見てか
急に 落ち込んだ様子で 聞いてくる･･･みつ。

北「コレって･･･もしかすると」

下向き加減の顔から
俺を見上げるように見詰める 黒丸の瞳。

北「えっちぃ事に使う ヤツだったり？」

ぅあ〜ん// そうです。その通りです//
何て説明すれば ﾖﾛｼｲですか･･･
たまちゃん、ヘルプ〜//



北「はぁ･･････俺さ･･･」
深い溜め息をついてから みつが話し始めた
。。。。。。。。。
事務所に入って 1年過ぎた頃。。17歳
とある大女優さんからの声がかりで
一緒にディナーをとる機会が出来た。

右も左もわからない中
そんな有難いお誘いを 断る理由もなく
浮かれて お洒落して行ったホテル。

食事が済み 上に部屋を取ってあるからと
着いて行った そこで･･･

困って嫌がる みつの言葉など通じず
襲われる様に･･･されるがままに･･･
初めての経験を 迎えたと･･･
。。。。。。。。。

北「･･･ﾍﾍ･･･だから 噂のチェリー君は
･･･間違ってるわな･･･」

寂しそうに 笑う。。

北「ただ･･･そん時の記憶が消えなくてさ」

そういう事に関する 話や行為を
無意識に 遠ざけてしまうらしい。

女性に興味がない訳ではないけど
そういう行為は･･･それ以来 ないと。。



北「俺ったら･･･こんなトコでも･･･
心配掛けてんのな･･･たまにも 宮田にも」

俯いた顔を上げること無く 肩を震わす みつ。


「ｯ/// キタミツごめんｯ/// 余計な事してｯ!!」
震える肩を 抱きしめようと･･･
(！！！！)

(たま！！ たまに電話 しないとっ！！)

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