キミが光 ひかりヒカル〜武蔵編〜

17 T side 反省 2 ページ17

会いたくない･･･
顔 見たくない･･･
合わす顔なんて･･･ない。。

。。。。。。。。。
昨夜･･･
ガヤが 怒鳴りつける様に
俺を見下ろして店を出た後･･･
しばらく どうする事も出来ないまま
店の個室に 残されてた。

俺への電話で 宮田の慌てた様子･･･
ガヤが 急いで帰ってった事･･･

絶対 みつに 何かあったんだ。


･･･しかも･･･その原因は･･･きっと俺。

あんな怒ったガヤ 見た事ない。
俺を蔑んだ様な 暗い光を奥に潜めた瞳で。

怖い。。ただ･･･怖かった。。
動けなかった。。


////♪ ////♪ ////♪
「･･･ ･･･俊･･･」
宮「もしもし、裕くん？ 今、どこ？」


店まで迎えに来た 宮田の車で 家に帰った。
俺と宮田が暮らす 二人の家へ。

宮田から聞いた みつの反応･･･。
これは 予想していたこと。
ガヤは みつのこと･･･抱いてない。

でも その後 宮田の口から話された内容は
･･･全くの予想外で･･･
俺の起こした行動が
単なる 浅はかな お節介では済まされないと
･･･俺を打ちのめすのに充分なモノだった。。


宮「･･･裕くん･･･大丈夫？」
心配そうに 俺を見てくる 宮田。

宮「多分･･･わったーからガヤさんに
今日のこと 伝わると思う。

裕くんは 悪くないよ･･･。
裕くんが どれだけ みつの事
大切に想ってるか･･･判ってるつもり。」

俺の 奥深くに未だ燻っている
みつへの感情を･･･
俺にも理解できない感情を･･･
判ってると言うんだろうか･･･宮田は。


宮「裕くんは 悪くないけど･･･
･･･ガヤさんを 心配させちゃった事･･･
明日 謝ろうね。」

。。。。。。。。。

宮田に 押される様にして入った楽屋。

ニカ、千賀、よこーさん･･･ガヤ。
みつは･･･いない。･･･やっぱり。

(このまま直ぐに帰りたい)
本気で 帰ろうと 足を戻しかけた時･･･

藤「･･･収録終わったら 晩メシ行こ。」

俺を見る ガヤの目に 既に怒りはなく
いつもの 頼れる 優しい兄の目だった。

(ガヤ･･･いいの？ 許してくれるの？)



ニ「たまっ/// ね〜// ね〜// これ見て♪
よこーさんが 作ったんだよっ。
手巻きパンケーキだってさっ♡」

千「一緒に食べよーよ/// ほら、みやっちも」

横「オマエらね〜// 食い過ぎなんだよっ！
みつの分も 残しとけよっ!!」


良かった･･･ここに来て。
良かった･･･皆がいて。。

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