検索窓
今日:1 hit、昨日:6 hit、合計:203,196 hit

69 Y side 楽屋 2 ページ18

俺達メンバーの 前で
子供の様に ただただ大粒の涙を流し続ける。。太輔。。

肩を抱き ソファに座らせる。
メンバーも それぞれ 周りに座った。

「・・・みつの 様子は どう?」
皆が 一番 聞きたい質問を・・・ぶつける。


藤「・・・ッ・・・わからなぃ・・・クッ//
ぜんぜん わかんないよッ///」



楽屋の外から聞こえて来る
スタッフさん達の 慌ただしい声、足音。
沢山の足音が 廊下を 右へ左へ。

パテーションの中からは
カチャカチャという 器具の音に混じり
先生達の交わすぼそぼそという話し声。
何を話してるのかは 聞き取れない。

そして・・・俺達は・・・
嗚咽を上げ 涙を流すしかない太輔に
優しい慰めの 言葉を掛ける事も出来ず・・・
時間が 過ぎるのを 待つしかなかった。。

。。。。。。。。。

舞祭組の2曲の後・・・
支度ブースに 聴こえてくる みつの声は
いつもと変わらず 甘く官能的だった。
声量も 伸びも 変わらない。
(良かった・・・回復したんだ)

慌ただしく 衣装を替え
メインステージから出る。

舞祭組と たまの5人で 繋ぐ間に
センターからはけた 2人は
猛ダッシュで 上着を着替えながら
メインステージへ 通路を走ってるはず。


俺達の声に 2人の声が 重なる・・・
(戻ってきた///)
いつもの 当たり前の7人に戻る。。

激しい振りに 声が上擦ることもなく
3曲目に入る。
(!!?)
頭を振り回す振りで・・・
フラッと みつがよろけた・・・か?

歌いながら メインからバックステージまで
移動する。
かなりの距離だ。
みつの少し離れた後ろを 太輔が歩く。

(??)
振りの様に見せてはいるけど・・・
明らかに みつ、ふらついてる。。

4曲目・・・バックステージ・・・
特効の花火が がんがん打ち上がる中
ハードな振りが続く。
火の粉と スパークが隠してくれればいいんだが・・・
みつの足元からは 普段のキレがなくなり
肩で息をし始めてた。。


太輔とのシンメ曲では 大丈夫だったのに。
歌が進むに連れて・・・
急速に 様子がおかしく 崩れてく。。
(・・・もつかな・・・)

ラスト・・・
バックから メインステージまで また移動だ。
振りはない。
俺は みつの右手を取り・・・
あらかじめ そう決まってたかの様に
歩きだした。

それに合わせて ニカが 宮田の手を取る。
俺と みつが不自然に見えない様に・・・


みつの右手が・・・燃える様に 熱かった。。

。。。。。。。。。

パテーションが開き・・・・・先生が 出て来る。

70 F side 楽屋 3→←68 F side 楽屋 1



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (212 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
396人がお気に入り
設定タグ:藤北 , キスマイ , Kis-My-Ft2   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:来蜜 | 作成日時:2016年10月19日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。