68 F side 楽屋 1 ページ17
宏光を 抱いて
楽屋へ戻ると・・・
いつの間に作ったんだろう。
奥のひと隅を パテーションで囲ってある。
医「簡易ですが ベッド入れてますから。」
先生に促され パテーションの中へ。
(!!!!)
ベッドの横に ボンベやマスクまで。。
先生が どれほど 宏光の為にサポートしようと してくれてたのか・・・
そして、どれほど 宏光の状態が 深刻だったのか・・・判ってるようで・・・判って無かった。
そっと宏光を ベッドへ降ろす。
奈落で触れた身体は 氷の様に冷たかったのに
今は 燃える様に・・・熱い。。
処置が終わるまでは・・・と
囲いの外へ 押し出される。。
渉、たま、宮田、ニカ、健永。。
みんな戻って来ていた。
衣装のまま・・・
最終判決を待つ 被告人みたいに
パテーションから出てきた俺の 言葉を
・・・待っている。。
「・・・・・・」
横「・・・太輔?」
「・・・ッ///」
宏光の様子、これからの事・・・
話さなきゃいけない事は 山ほどあるのに
溢れ出す 涙を抑えることもせず
立ち尽くすしか 出来なかった。。
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作者名:来蜜 | 作成日時:2016年10月19日 14時