キミが光 ひかりヒカル〜聖海獣編〜 6

166 K side 全て終わって 5 ページ14

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「･･･ふﾝ// ぁｯ//」


太輔が ･･･

下りて くる////



俺の 肩を、胸を、腹を･･･////

熱い唇が 甘い 刺激を 与えながら
下へ 下へ と 視界から 消えて いく。


「･･･ふｩｯ// あｯ！ 太輔ｯ//」









《冷えるから すぐ コタツ 入ってよ！》


シャワーを 浴び 先に出た 俺。
太輔の 言いつけを 守って
ソッコー 潜り込んだ コタツ ･･･真っパ で。

(だって･･･ 着替え 出てなかった し？)


コタツの ぬくぬくに 誘惑される ･･･ 眠い。

遅れて 出てきた 太輔。

俺の 素肌に イタズラな 温もりを 感じながら
眠気と 戦う 幸せな ･･･ひと時。


太輔の《温もり》が《熱》に 変わった･･･
と 感じた その時


「･･･ ご め ･･･嫌 だった よ ね･･･？」


俺の 眠気と 幸せが ･･･
一気に 吹き飛んだ。


そんな ･･･ 申し訳ない 顔 すんな。
そんな ･･･ 切ない 顔 すんな よ/// 太輔！


「･･･ ･･･バカ か ･･･ オマエ は ･･･」



太輔が 俺に しようと したコト ･･･
俺が それを 太輔に する。



俺なら ･･･ 大丈夫 だから。

もう、ずっと昔に 置いてきた ハズの
･･･消し去りたい 記憶。



真っ赤に テカる 唇が ･･･
俺を 咥えて ･･･しゃぶり 尽くして･･･
赤い舌が チロチロ 視界に 入って･･･


怖くて 気持ち悪くて ･･･吐きそうで。

許してくれ と
離してくれ と 泣いて 懇願しても
最後まで ･･･ 搾り取るまで 許されなかった
･･･ 息が 止まりそうなくらい 嫌な 記憶。



その行為を ･･･ 俺は 太輔に する。
あん時とは 違う。

無理矢理なんかじゃ ない。
俺も、太輔も･･･お互いを 求めて･･･
存在を 感じたくて･･･欲しくて･･･。 する。


頭では そう思ってんのに
俺の 手は ぎこちなく･･･

微かな 赤色の 記憶は
どうしても 俺の 決心の 邪魔をする。

《コワイ》《キモチ ワルイ》



俺の 意に反して つい、咳き込めば･･･
いとも簡単に
コタツから 引き摺り 出される 身体。



「･･･バ カ ･･･」

涙を ポロポロ零しながら 微笑む 太輔は･･･

何度 生まれ変わっても オマエを 選ぶ･･･
そんくらい 綺麗で 男前 だった。





.


「･･･大丈夫 ･･･
･･･ ヒロ･･･感じ て？」

コタツの 中から 聞こえる くぐもった 声。



「んｯ// ぁぁぁああｯ// たｯ いｨｯ////」

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