13 K side オフ(蓄積) ページ13
そう。。。
俺の身体が 気持ちに ついて来れてないと・・・
気付いたのは 去年の夏頃。
最初は、軽い夏バテだと思ってた。
レギュラーの収録の後に
深夜まで続く 打ち合わせ。
雑誌の インタビュー、撮影。
そして・・・ツアーコンサート。
(これだけ フル回転で 稼働すれば、
まぁ バテても おかしくはない・・・)
頭の冷静な部分が 囁く。
(おぃ、何 弱音吐いてんだよツ///)
熱い思いが 反論する。
寝る間もない程 忙しい?
(望んでたことじゃないか・・・)
(みんなも・・・彼奴も・・・)
疲れが 取れない?
(疲れてんのは 俺だけじゃないだろが・・・)
(みんなも・・・彼奴も・・・)
ひとりきりの海外ロケ。
(大丈夫、みんながついてる・・・彼奴も・・・)
事務所 上層部からの 呼び出し。
(大丈夫、みんながついてる・・・彼奴も・・・)
1人のベッドで なかなか寝付けなくても、
頭が重くて 起きれなくても、
ライトが眩しくて 目が眩んでも、
緊張して、胃を掴まれたように嘔吐いても、
どんな時でも・・・大丈夫だと思えた。
(みんなが いるから・・・彼奴が いるから・・・)
・・・・・・・・・・・・・・・
・・・のに・・・ 身体だけ 取り残されてたんだな。
不思議だ・・・こんなになっても 怖くはない。
包まれた両手から 伝わる 温かな思い・・・
(藤ヶ谷がいるから・・・ふじがや ・・・ ふじ がや
・・・ た い す け ・・・ たいすけ ・・・)
懐かしい《たいすけ》の響きが
さらに 俺に 安心を与えてくれる。
大丈夫。俺は まだ走れる。。。
「・・・今は、もう、大丈夫なんだぜ?
藤ヶ谷の顔も バッチリ見えてるし// フフ」
仕方ないな という様子で ふわりと 笑う 太輔。
藤「そっか・・・良かった・・・。
でも、明日は 病院行こうな。
みんなが 心配してるもんな。」
藤「・・・今夜は ソファ、貸して貰うわ」
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作者名:来蜜 | 作成日時:2016年9月26日 14時