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A「…んん……いったあぁあ」
ガンガンと響き渡る頭に無理やり起こされた。
眩しい日の光がカーテンの隙間から漏れて私を照らしてくる
A「あさ…？」
あれ…私昨日…
A「はっ！！」
そうだ、私昨日打ち上げで酔っ払って、櫻井先生に…！！
断片的にしか覚えてないけど…
車の中でしたキスの感触は、まだ残ってる…気がした
A「はぁっ私なんてことを！あんな恥ずかしいことして！」
今思い出しただけで顔が熱くなる
どんな顔して櫻井先生に会えばいいんだ、
てゆうか、絶対怒ってる。
でもなんでキスすることになったんだっけ。
それより、どうやってここまで上がってきたんだ？
服も着替えてあるし、
やばい、最終的な記憶がない
ﾄﾝﾄﾝ
智「Aちゃん、起きてるー？」
突然ノックされる扉、外からしたのはお父さんの声
A「あ！うん！今起きた！」
智「ごはんできたから降りてきてー」
A「はーい！」
私は子供の頃お母さんを亡くしてからお父さんと2人でこのお家に住んでいる。
最初は本当につらかったけど、優しくて私のことを1番に考えてくれるお父さんののおかげで、お母さんを亡くした悲しみはだんだんと思い出に変わった。
お父さんは私の大切なたった1人の家族。
重い体を起こしてベッドから降りる
A「いたっ」
そうだ、膝…怪我してたんだ、忘れてた
部屋を出て冷たいフローリングをペタペタと歩く
階段を降りまだズキズキとする頭を押さえながらリビングの扉を開けた
A「おはよ〜」
扉を開けてみてもそこには誰もいなくて、あるのはダイニングに並べられただけ。
きっとまたアトリエだろう。
A「おとうさーん？おはよー」
ガラガラとリビングの隣の部屋を少し開ける
智「あ、Aちゃん、おはよう」
するとそこには予想通りカンバスの前に立ちながら筆ももつお父さんの姿
アトリエといってもリビングの隣にある部屋をお父さんがそう呼んでるだけだ。
A「ごはんありがとう、食べないの？」
智「食べる食べる、ちょっとどうしても直したい部分思い出して」
A「そうなんだ、じゃあ先顔洗ってるね」
そういって扉を閉める。
あれ、なんかいつも通りだな、昨日の夜私どうしたんだろう
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ほのぼの(プロフ) - 更新楽しみにしています (2021年4月24日 10時) (
レス) id: 4fea01553b (このIDを非表示/違反報告)
ユウキ - もうキュンキュン！続編楽しみにしています。 (2020年5月20日 21時) (レス) id: 83c8412582 (このIDを非表示/違反報告)
nara(プロフ) - みかんさん» みかんさんありがとうございます、なんとか皆さんにドキドキしていただけるような作品になるよう頑張ります！ (2020年5月17日 6時) (レス) id: c63e5f2293 (このIDを非表示/違反報告)
みかん - 毎日ドッキドキです (2020年5月16日 16時) (レス) id: 45b61c76f6 (このIDを非表示/違反報告)
nara(プロフ) - ましゅさん» ましゅさん、ありがとうございます、コメント本当に嬉しいです！がんばります！ (2020年5月16日 0時) (レス) id: c63e5f2293 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：nara | 作成日時：2020年5月14日 22時
