いい子の作り方part3

悪い子 ページ5

パチーン！パチーン！パチーン！
パチーン！パチーン！パチーン！
パチーン！パチーン！パチーン！


「‥‥うっ‥‥いたっ‥‥」

パチーン！パチーン！パチーン！
パチーン！パチーン！パチーン！
パチーン！パチーン！パチーン！


信五は痛みに集中させるため何も言わず黙って叩いていた。


パチーン！パチーン！パチーン！
パチーン！パチーン！パチーン！
パチーン！パチーン！パチーン！

「ふぇっ‥‥いたぁーっ！！」


パチーン！パチーン！パチーン！
パチーン！パチーン！パチーン！
パチーン！パチーン！パチーン！

「わぁぁーん！ご、ごえんなさぁーい」

お尻の左右交互を容赦なく赤く染める信五。
ペンペンされた数は50回を超えAは耐えられなくなり泣きながら謝った



信五「何が悪かったか言ってみ？」


「授業サボりましたぁ‥‥」


バッチーン！！

「いだぁーい！」

信五「他には？」


「べ、勉強道具持って行きませんでした」

ベッチーン！！

「わぁぁーん！」


信五「そやな、塾行くのもタダちゃうねんぞ。行きたくないなら辞めるか？」


「やだぁー、やめたくないー！ごめんなさいっ‥‥グスッ」


信五「じゃあ今度一回でもサボったらどんな訳あっても辞めさすぞ！わかったか？」


「はいっ‥‥っ」


信五「じゃあお仕置き終わり。お尻冷やすからそこ寝転び」


そう言って信五は濡れタオルをお尻にかけ、ある事を思い出した


信五「ちょっと待っといてな」


信五は二階に上がり財布を取り出した

Aの月謝の事を思い出したのだ


信五「あれっ？おかしいな。5000円入ってたはずやのに‥‥」


信五はリビングに戻りキッチンで水を入れてる裕に話しかけた


信五「お前俺のお金知らん」


裕「知ってるわけないやんけ。間違って使ったん違うん」

信五「いや。今日の朝は絶対あってん！」


信五はその時リビングから見えるソファの上でAがビクッと動いたのを見た


信五「A。お兄ちゃんのお金知ってる？」


「し、しらん、、」


信五はその時Aの塾の鞄から紙袋が出そうになっているのを見つけた


信五「これなんや？」


「えっ？あっ！！あかん！！！」


Aは叫んだが時は遅し。信五はAが買った筆箱を見つけてしまった。

信五「これはどーしたんかなぁ。」

怪しい笑みを浮かべてAに聞く信五

「と、ともだちにもらった‥‥」

とっさにバレバレの嘘をついてしまったA

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