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side yellow
北斗以外の5人でご飯を食べに行った時
樹が気になる事をを言っていた
樹「北斗がさー滝沢くんの車に乗ってったんだよ〜
マネージャーはみんな仕事ないって言ってたんだけど、北斗だけ仕事あったのかな〜、急いでたみたいだし」
最初はまあそうかなとも思ったけど
マネージャーの車じゃなくて
滝沢くんの車にってところが何か変だ
何か胸騒ぎのようなざわざわ感
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side black
病院での起床時間は6時みたいだ
6時になった途端に電気がついた
今日も1日が始まる
今日も治療がある
しばらくぼーっとしていたら
扉を叩く音がした
−−−−トントン
看護師「失礼します、ご気分はいかがですか？」
「大丈夫です」
看護師「朝ごはんお持ちしました」
「ありがとうございます」
配膳された朝食は
栄養のバランスが良いのは
みて一目瞭然である
でも食欲が湧かず
申し訳ないと思いながらほぼ手をつけず
箸を置いた
看護師「食欲ないですか？」
「気持ち悪いとかないんですけど、
食事食べる気になれなくて・・すみません」
看護師
「大丈夫ですよ、食べられるもの食べられる量だけで良いので食べてくださいね. 次は体重測りましょうか」
言われるがまま
ベッドから起き上がり
そばに置いてくれた体重計に乗った
＿56.3kg
1ヶ月前は61kgだったから5kgぐらい体重が落ちてしまったのか
体重減少にちょっとショックをうけた
病気のこと
治療のこと
SixTONESのこと
色々考えていたら抗がん剤治療の時間になった
今日で2日目
今日も特に問題なく終了した
昼食もほぼ手をつけられなかった
午後になったときに
お母さんが来た
俺の家からパジャマやスウェット、必要な資料を持ってきてもらった
北斗母
「体調悪かったのに気づいてあげられなくてごめんね、しばらくこっちにいるからね」
「ばあちゃんとじいちゃんは大丈夫なの？」
北斗母
「大丈夫、お父さんがあと2〜3日みて、その後はお父さんの弟夫婦が変わってくれるって言ってたからそうしたらお父さんも来てくれるよ. 北斗を絶対1人にはしないから. ここまで1人で全て決めてきたんだよね、ごめんね辛い思いさせて. 出来ることなら変わってあげたい」
お母さんが泣いているところは
記憶の中では初めてだ
「大丈夫、滝沢くんやジャニー さんも一緒にこれからのこと考えてくれた. 俺は素敵な人達に囲まれてるんだよ」
俺も泣きながらお母さんに話した
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作者名：ちきん | 作成日時：2019年7月18日 20時
